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「っ、おれっ、目黒のこと、っ……好きなの、でも、目黒は、ラウールと付き合ってるから、俺は諦めないといけないのにっ、諦められないっ、」
途切れ途切れにそう言う阿部に胸が苦しくなる。こんな時でさえ、俺を想って泣いて欲しかった、って最低なことを思ってしまう。
俺は堪らず、阿部を抱き締めた。
「っ……！！しょうたっ、ここ人来ちゃう、」
「大丈夫だって、ここ人全然来ないところだし、好きなだけ泣けよ」
「うぅっ〜、しょうたっ〜、」
ひとしきり泣いたあと、落ち着いたのか、少し俺から距離を取る。
「なんで離れんの？」
「っ、だってなんか恥ずかしいじゃん、」
そう言って、顔を赤くさせる阿部は本当に可愛くて愛おしい。
「そんなの今更じゃん 笑」
「いやそうだけど、なんかさ 笑」
「でも少し元気出た、ありがとう翔太」
「おう、全然、またなんかあったら俺に頼るんだぞ」
「………………翔太を好きになれば良かったなぁ、」
そう、阿部が小さな声で呟いたのを俺は聞き逃さなかった。
「っ、阿部、それほんとに……？」
「あ〜っ、ごめん気持ち悪いよね忘れて、」
「気持ち悪くなんてないし、寧ろ嬉しい」
「え、なんで………？」
「俺さ、阿部のこと好きなんだよね、グループ組んだ時ぐらいからずっと」
「そうなの…………？」
俺が力強く頷けば、申し訳なさそうな顔をする。
「ごめん翔太、辛かったよねさっきのも、」
「確かに辛かったけど、どんな理由でも阿部に頼られるのは嬉しいから大丈夫」
「………なぁ阿部、俺じゃダメなのか？」
「っ、………俺は、目黒のことが好きだから、」
「目黒にラウールがいることが分かってても、まだ諦められないから………」
「そう、だよな、」
「でも、翔太のことも考えておくね、ありがとう」
そう微笑んだ阿部は、とても儚くて綺麗だった。
ふと、俺たち繋いでいる赤い糸を見てみると、少し赤色がハッキリした気がするのは気の所為だろうか。
もしかしたら俺次第でこの運命の赤い糸は、俺と阿部の関係を変えられるのかもしれない。だとしたら俺はアタックするのみだな
そう思って、阿部と楽屋に戻った。
…… to be continued ？
もしかしたら続き書くかも
翔太くんって阿部くんのこと、阿部ちゃんとか阿部とかたまに阿部さんって色々な呼び方するから、なんて呼ばせるか迷いました笑
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みこ - まほままさん» 返信遅くなってしまい申し訳ないです...！フォロリク有難うございます！！結構前ですが許可致しました。DMまで下さって嬉しいです！ (2020年5月5日 13時) (
レス) id: 91814639e6 (このIDを非表示/違反報告)
まほまま(プロフ) - こんばんは。Twitterにフォロリクさせて頂いてきました。ちゃんと説明書も読んで来ました。あちらでは『あきchan』という名前で、ポプテ○ピックのアイコンです。ご迷惑でなければよろしくお願いします(*´艸｀)！ (2020年4月8日 23時) (レス) id: 5fd2e2f33b (このIDを非表示/違反報告)
みこ - 湯湯 さん» 申し訳ございません。リクエストは基本募集していないのでコメント下さったのにお応えできずすいません...！ (2020年4月8日 3時) (レス) id: 42662c370c (このIDを非表示/違反報告)
湯湯 - なべあべのふわふわな感じが見たいです。 (2020年4月7日 23時) (レス) id: 80090ffc16 (このIDを非表示/違反報告)
みこ - まほままさん» 良かったですありがとうございます......！！ (2020年4月5日 15時) (レス) id: 91814639e6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みこ | 作成日時：2020年2月26日 15時
