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よりによって今日は阿部とのペアらしく、嬉しい反面、少し憂鬱だ。この赤い糸のことなんて言えばいいのか、とか、まだ言うのは早いか、とか色々考えてしまう。
「ねぇ翔太、またあの駄菓子屋行こうよ」
「お、いいな、久しぶりに行きたいよな」
「やったぁ！今日の午後とかどう？急すぎかな？」
「いや、大丈夫。特に予定ないし」
そう言えば、子供のように飛び跳ねて喜ぶ阿部。その笑顔を独り占め出来たらどれだけいいのか、なんて思う。
さっきまで辛そうな顔をしていたけど、今は嬉しそうで安心したし、俺とのことでここまで嬉しそうにしてくれるのは俺としても嬉しいし、午後が楽しみになる。
気持ちいい気分のまま、俺たち２人での撮影は終わり、楽屋へ戻る。
しかし、楽屋に戻ると何故かそこには目黒とラウールしかいなかった。
「あれ、他のメンバーは？」
「俺たちだけ少し早く撮影終わったので」
２人の空間を邪魔されたのが嫌なのか、少し不機嫌そうにする目黒。ラウールも同じく、不機嫌そう。楽屋でイチャつくなよ、俺たち完全に邪魔者だし何より阿部の気持ち考えろよ、なんてイライラした感情が溢れてしまう。それを我慢して押し込み、楽屋に入る。
隣の阿部を見てみれば、今にも泣きそうな顔をしていて、俺はいてもたってもいられず阿部の腕を掴み、楽屋を飛び出した。
「えっ、ちょ、翔太？！」
俺の後ろで焦った声を出す阿部を無視して、走り続ける。着いたのは貸会議室前のソファ。そこに座ると、阿部も隣に座ってくる。
「ねぇ翔太、どうしたの？笑」
なんて、作り笑いを浮かべて、わざと明るく接してくる阿部に、少し怒りが込み上げてきた。
「なぁ、阿部って目黒のこと好きだろ？」
「え………そんな訳ないじゃん、何言ってんの、笑」
俺が意を決してそう言うけど、意味が分からないと言うように笑ってみせる阿部。
「無理して笑うな、辛いんだろ？辛い時は俺に頼れよ、そんなに俺が頼りない？」
「っ、翔太………」
俺が優しくそう言えば、まるでタンクが決壊したように溢れ出てくる涙。
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みこ - まほままさん» 返信遅くなってしまい申し訳ないです...！フォロリク有難うございます！！結構前ですが許可致しました。DMまで下さって嬉しいです！ (2020年5月5日 13時) (
レス) id: 91814639e6 (このIDを非表示/違反報告)
まほまま(プロフ) - こんばんは。Twitterにフォロリクさせて頂いてきました。ちゃんと説明書も読んで来ました。あちらでは『あきchan』という名前で、ポプテ○ピックのアイコンです。ご迷惑でなければよろしくお願いします(*´艸｀)！ (2020年4月8日 23時) (レス) id: 5fd2e2f33b (このIDを非表示/違反報告)
みこ - 湯湯 さん» 申し訳ございません。リクエストは基本募集していないのでコメント下さったのにお応えできずすいません...！ (2020年4月8日 3時) (レス) id: 42662c370c (このIDを非表示/違反報告)
湯湯 - なべあべのふわふわな感じが見たいです。 (2020年4月7日 23時) (レス) id: 80090ffc16 (このIDを非表示/違反報告)
みこ - まほままさん» 良かったですありがとうございます......！！ (2020年4月5日 15時) (レス) id: 91814639e6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みこ | 作成日時：2020年2月26日 15時
