一年に一度の大切な日（dtab） ページ18
今日は恋仲になってから初めての舘さんの27歳の誕生日。俺は今日オフだけど、舘さんは仕事があるみたいで、帰って来れるのは夜らしい。一日中隣にいられないのは寂しいけれど、舘さんと一緒に住んでる家を飾り付けたりするのも結構楽しい。
一通り、部屋の飾り付けが出来たので、普段は全然やらない料理に挑戦しようと思い、舘さんの好きな料理のレシピを調べ材料を買いに行く。
家に帰り、さぁ始めよう。と意気込むが、レシピを見ながらでも分からないことが多くて、さっきの決意はどこへやら、心が折れそうになってしまった。
ダメだぞ俺！こんなところで心が折れてどうするんだ！！と言い聞かせ、舘さんの喜ぶ顔を想像しながら、慣れない手つきで料理をしていく。
どれくらい経っただろうか、時計を見れば３時間程経っていた。さすがに休憩無しでやっていた為、疲れがどっと出てくる。料理ってこんな大変だったっけ、改めて舘さんの凄さを思い知ると同時に、計り知れない感謝の気持ちが溢れ出てくる。
喝を入れて、再び料理を再開する。
「やったーー！出来た！！」
完成した嬉しさのあまり、１人で声を上げてしまった。もちろん誰もいないので俺がそう言ってもシンと静まり返った家に、少し恥ずかしさを覚える。
綺麗にテーブルに並べ、ケーキも準備し、あとは舘さんが帰ってくるのを待つだけだ。早く帰ってこないかなぁ、とわくわくしながら待っていると、舘さんからメッセージが来た。
" そろそろ帰るね "
今の時間は19時。まだまだ24時になるまで時間がある為、舘さんの誕生日に少しでも長くいられることに幸せを感じる。しばらくして、ピンポーンとインターホンが鳴った。すぐさま玄関に向かい、ドアを開ける。
「舘さんおかえりなさい！」
「ふふ、亮平ただいま」
亮平、と名前で呼ばれる度に胸が高鳴る。もう半年ちょっと経つのに相変わらず慣れない。
「顔真っ赤だよ？もう慣れなよ 笑」
「っ、だって、恥ずかしいんだもん」
「でもその方が初々しくて可愛い」
なんてサラッと爆弾を落としてくるから困る。毎度毎度心臓がもたない。
「あぁ、そうだ、あと家では 涼太 でしょ？」
「っ、！！………りょう、た、」
そう耳元で囁く涼太。やっぱり心臓に悪いな、と思う。
そして涼太に手洗いをしてもらい、目を瞑ってもらうように言う。目を瞑ったのを確認すれば、手を引いてテーブルの前に座らせる。
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みこ - まほままさん» 返信遅くなってしまい申し訳ないです...！フォロリク有難うございます！！結構前ですが許可致しました。DMまで下さって嬉しいです！ (2020年5月5日 13時) (
レス) id: 91814639e6 (このIDを非表示/違反報告)
まほまま(プロフ) - こんばんは。Twitterにフォロリクさせて頂いてきました。ちゃんと説明書も読んで来ました。あちらでは『あきchan』という名前で、ポプテ○ピックのアイコンです。ご迷惑でなければよろしくお願いします(*´艸｀)！ (2020年4月8日 23時) (レス) id: 5fd2e2f33b (このIDを非表示/違反報告)
みこ - 湯湯 さん» 申し訳ございません。リクエストは基本募集していないのでコメント下さったのにお応えできずすいません...！ (2020年4月8日 3時) (レス) id: 42662c370c (このIDを非表示/違反報告)
湯湯 - なべあべのふわふわな感じが見たいです。 (2020年4月7日 23時) (レス) id: 80090ffc16 (このIDを非表示/違反報告)
みこ - まほままさん» 良かったですありがとうございます......！！ (2020年4月5日 15時) (レス) id: 91814639e6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みこ | 作成日時：2020年2月26日 15時
