▽ ページ36
丈一郎side
「で、昨日のどういうことなん？」
「…まんま、やけど」
リビングの真ん中でバイトから帰ってきた恭平と向かい合わせになって問いただす。
昨日から体調を崩してもうてるしゅんのところには今大吾がおって、和也と流星と謙杜は俺ら2人に気を遣ってか3人で仲良く夕飯の準備しとった。
「まんまじゃわからんやろ」
「まんまやって…」
「やからちゃんとした理由言えって」
別に言い合いをしたいわけちゃうけど、どうしてもきつい口調になってもうてどうにもならん。
恭平のやりたいようにやらせてやりたいけど、なんせあの身体やし働くってなるのは不安でしゃーない。
でもそれを1番わかっとるのはきっと恭平で、それを理由に否定するのはずるいなって思うねん。
「…ふぅ、けほっ」
黙ったままやった恭平が軽く息を吐いて咳をした。
「大丈夫か？」
「…ん」
頷くわりには様子がおかしくて、明らかに咳我慢しとる感じ。
「恭平？」
「はぁ、、ゴホゴホッ」
「我慢しなくてええから、身体楽にし？」
一度ゲホゲホと咳込みだしたら止まらんみたいで乾いた咳を繰り返す。
「ゲホッ ヒュー…」
まじか、
「和也！！ちょお来て！！」
「何ー？」
キッチンの和也を呼び寄せると、様子見てすぐに駆け寄って来てくれた。
「吸入器持ってくるからちょっと頼んだ」
「おん、」
和也が恭平を抱き止めるように支えたことを確認して、俺は吸入の準備。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 484人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「なにわ男子」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆは(プロフ) - さゆりさん» ノープランで話してしまっているので、あまりご期待添えなかったらすみません！めちゃくちゃ嬉しいお言葉ありがとうございます（ ; ; ）つたない文章ですが、これからも宜しくお願いします。 (2021年3月23日 18時) (
レス) id: b52a2bae21 (このIDを非表示/違反報告)
さゆり(プロフ) - ゆはさん» ほんとですか！是非お願いします(＞人＜;) はい、長尾担です！ゆはさんの書く文の表現とかがほんっとうに好きで、担当の回じゃなくてもすごくゆはさんの世界観に引き込まれるんです！これからの更新も楽しみにしてます＾＾ (2021年3月21日 13時) (レス) id: 52d52245cf (このIDを非表示/違反報告)
ゆは(プロフ) - ニコさん» 私もたまらん…！って思いながら書いてます(笑) バカにはならないようお気をつけて！笑 コメント嬉しいのでバンバンしてください〜！ありがとうございます！ (2021年3月21日 8時) (レス) id: b52a2bae21 (このIDを非表示/違反報告)
ゆは(プロフ) - さゆりさん» 謙杜くんどこかで少し盛り込みたいなーとは個人的に思っていたので、小ネタ程度に盛り込むことはあるかもです。謙杜くんの担当さんですかね？みちきょへばかりですがお話読んでくださってありがとうございます（ ; ; ） (2021年3月21日 8時) (レス) id: b52a2bae21 (このIDを非表示/違反報告)
ニコ(プロフ) - 兄やってる高橋くんたまんないですね///またバカになってます笑 リクエストもどんどん進んできて、お話出来る機会も減ってきてしまうので、たくさんコメントします！応援しています！ (2021年3月20日 18時) (レス) id: c4b7076b4c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆは | 作成日時：2021年2月11日 17時
