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ページ33

(困ったわね…)

不意にグイッと手を掴まれた

『悟…』

息を切らした悟が目の前にいた

悟「嫌がらせとか心配で…でも平気みたいだな…」

(悟…)

芸能人生に響くー

『…ダメだよ悟…こんなトコ見られたら
またスキャンダルにされちゃうよ
悟は芸能人なのに…っ』

悟「なっ
『ずっと…応援してるから…
私、ファンに戻るね…サヨナラ五条さん…』

いたぞコッチだ!!と言う声がした

悟「…」

悟はAにキスをした

『!?んっ…はぁ…///』

悟「…今更、ファンになんか戻してやんねぇよ」

『悟…』

「と…撮ったか?今の!!」
「決定的スキャンダルだ!!」と記者が騒ぎまくり写真を撮りまくった

悟「スキャンダルなんて言わせない
これは俺達の真剣な恋愛なんだ誰にも邪魔させねぇ…!!」

写真を撮りまくる記者に悟は言い放った

『ダメじゃん悟
そんなこと言ったら…全国の五条悟ファンが泣いちゃうよ…っ』

悟「"五条悟"が好きな女1人、守れねぇ芸能人だったらファンは誰も応援してくれねぇよ」

『悟…』

悟「事務所には最初から話してる
あとはAの覚悟次第だよ」

『私も最後まで坑がいます
あなたが好きだから』

そっと悟に抱きついた

「カッコいいじゃんA」
悟「奈々ちゃんじゃん、どうしたの?」
「Aが心配だったのと仕事をしにきたのよ」
『奈々…』

奈々はAを見つめて頷いた

あなたは?と記者が質問した

「東京○○第一総合病院、顧問弁護士
松田奈々ですけど、なにか」

あなたも五条さん達と飲食店にいましたよね?

「えぇ、Aとは幼馴染みで親友なので
その関係はいま関係ありません私は仕事できたので

ここは病院、いろんな患者さんがいて病気を抱えてらっしゃいます
それを考えて行動してください」

シーンと空気が静まった

「私の仕事は顧問弁護士として、この病院を患者さんを守る使命がある
このアダ名は恥ずかしくて嫌いですが法曹界の女帝の名を使ってでも守りますよ」

周りをみなさい
患者さんが不安そうな顔をしてらっしゃいます

「あなた方も病院に押し掛けるなら相応の覚悟をしてください!!」

記者達を一喝する奈々に驚いた

悟「奈々ちゃんカッコいいじゃん」
『奈々…』

Aは奈々を見て覚悟を決めた

『悟…会見できる?』

悟「勿論、する予定で準備はしていたから
覚悟を決めたんだね」

Aは悟の手を握り頷いた

悟「後日、彼女と一緒に会見をさせていただきます
患者にも影響がでます
今日のとこは引いてください!!」

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作者名:卯月 | 作成日時:2022年7月3日 2時

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