【呪術廻戦】呪い愛～じゅじゅ恋中･短編集2 (ページ30)

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コチラですと案内が終わった店員は去っていった

『ごめん待った?』
悟｢いや大丈夫｣
『夏油さんも初めまして高崎Aです』

席に座りペコリと頭をさげ挨拶した

傑｢コチラこそ夏油傑です｣
『隣にいるのは私の同い年の幼馴染みで親友の松田奈々…』

奈々を見ると座りながら震えていた

『奈々…?』
｢A～本物がいるよ～!!｣
『いや道中、話したじゃん』

｢あんなの内容が内容なだけに冗談だと思うじゃん!!
いやAが嘘つくとは思ってないよ
でも目の前に神々がいるんだよ～!!｣

奈々はAを揺らしながら言った

傑｢神々?｣
悟｢あっAと同類だ｣

『もうしっかりしなさいよ
ほらちゃんと挨拶しなさい』

｢初めまして松田奈々です｣

しっかり頭を下げ挨拶をした

｢｢コチラこそ初めまして｣｣

2人の満面の笑顔に奈々は後ろに倒れた

『大丈夫?』
｢大丈夫～…｣

悟｢Aもこういう反応したんだよ
面白いでしょ｣

悟は爆笑しながら傑に問いかけた

傑｢んー確かに新鮮で面白い
悟の気持ちがちょっと分かったかも今までにないタイプだ｣

とりあえず注文することにした

悟｢とりあえず乾杯～!!｣

4人はグラスを合わせた(悟はメロンソーダだが)

傑｢で、付き合い始めたの?｣
悟｢うん今日会わせたのは紹介したいから｣

傑｢あーよかった
ジメジメウジウジとしてキノコを生やしそうだったもんね｣

悟はうっせぇと軽く夏油さんを叩いた

傑｢Aちゃんは医者なんだよね?
HPのプロフみたよ｣

『恥ずかしながら…』

傑｢でも若いのに院長だしスゴいじゃないか
奈々ちゃんは何の仕事してるの?｣

｢弁護士です
A程、優秀じゃないですけど…｣

『なに言ってんの奈々が弁護する裁判は勝率100%じゃない
ついたアダ名は警察･裁判官泣かせの法曹界の女帝』

｢｢女帝?｣｣

｢そのアダ名は恥ずかしいから止めて欲しい…｣

『依頼人には感謝され拝まれ、なぜか通常報酬の倍のお金が来るのよね』

｢そうなの
それは罪に関わるから断っているんだけど…｣

傑｢でも若いのにスゴいね｣
｢ありがとうございます///｣

奈々は照れながら、お礼を行った

｢五条さんとA…うん、お似合いね
最初、騙されてるなら罪をでっち上げて別れさせようと思ったけど安心かな｣

奈々は2人を見つめ微笑んだ

『奈々～』
｢はいはい泣かないの｣

悟｢下手したら俺ヤバかった?｣
傑｢うんヤバかったよ
でも面白く友達思いの優しい子だね｣

傑は奈々達を優しい目で見つめた