【呪術廻戦】呪い愛～じゅじゅ恋中･短編集2 (ページ25)

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傑｢そうやって落ち込む暇があったら行動しなよ
君は欲しい物は絶対、手に入れる人間だろ?｣

今の君は傷つくのを恐れて逃げてるだけだ

傑｢いま君が欲しい物はなんだい悟?｣

傑の言葉が胸に刺さった

悟｢だな…俺は欲しい物は手に入れる主義だった
傑には叶わねぇな～
俺がいま欲しい物はAと彼女の本当の気持ち｣

さて、彼女を見つけないとなぁ
連絡先も知らないから大変だけど、てか何処に住んでるんだろ…ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ

傑｢やっといつもの悟に戻ったね｣
悟｢あぁ!!｣

んー見つけるって決めたけど…探偵にでも探させるか?

傑｢賭けてみるかい?｣

傑はスマホを振りながら言った

悟｢?｣
傑｢彼女、医者なんだろ?｣
悟｢うん｣

傑はスマホの検索画面をだした

傑｢名字は?｣
悟｢高崎、高いに山崎とか一般的な崎｣
傑｢医者･高崎Aっと｣

そう打って検索すると一番上に名前が出てきた

傑｢東京○○第一総合病院?
まぁ開いてみるね｣

悟｢うん｣

何々…私達は快適で優しい療養環境のもと地域が必要とする高度な急性期医療を安全かつ患者さんを中心に実践します…

傑｢へぇ…綺麗な概観で大きい病院だね｣

続いて病院長を開いた

｢｢!?｣｣

病院長の欄に映ってたのはAだった

傑｢えっと…東京大学医学部を卒業後、東京○○第一総合病院に研修、そのまま在籍しセンター長から院長…｣

悟｢再生医療･認知症の第一人者…｣

Aの経歴に2人は唖然とした

傑｢彼女、生まれ年を見る限り25歳だよ
僕達の3つ下、よっぽど天才エリートなんだね;｣

どうりで検索のトップにいる筈だよ

悟｢あぁ、でも天才エリートだとしても関係ない
会いに行くだけだから｣

Aの写真をみて決意を新たにした

傑｢でもどうやって?
会わせてと言って会わせてくれる相手じゃないよ｣

悟｢車の中で待ち伏せする｣

傑｢言ってること気持ち悪いよ悟…
仕事はちゃんとして会いにいきなよ｣

それから１週間が経過し悟は東京○○第一総合病院の駐車場に止めた車の中にいた

悟｢はぁ…会いたいなぁ…｣

人が歩いてきて目の前を通り歩いていったのはAだった

悟｢A!!｣

急いでドアをあけ名前を呼んだ

『五条さん…』

急に聞き慣れた声に呼ばれて振り替えると変装した五条さんがいて、驚いた

(なんで…なんでココにいるの?五条さん…)

悟｢A…｣

(なんて優しい声で私を呼ぶの…
まるで愛しい人みたいに…)

涙が溢れ零れ落ちるほど涙が止まらなかった