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ページ22

悟「んっ…A…」

Aが出ていってすぐ悟は起きた
そして隣をみたけど、温もりが感じずいないことに気づいた

悟「A!?」

家のいたるとこ全て探したが、Aの姿はなく
テーブルに御飯と手紙があるのに気づいて手紙を読んだ

『五条さんへ
まずはありがとうございました
私は今日からまた、あなたのファンに戻ります
だから五条さんも仕事頑張ってください
これからも輝いてる五条さんを見たいです

…たとえ、あなたの記憶に私が残らなくても今回の思い出があるかぎり私は生きていけるから大丈夫です

御飯は鍋に味噌汁もあるので温めて食べて…要らなければ捨ててください

長々とごめんなさい
本当にありがとう。さよなら。A』

悟は手紙を震えながら読み無意識にグシャグシャに握りしめていた

悟「クソッ!!A…」

次の日も次の日も仕事はある
五条は辛うじて仕事をしていたが気持ちは摩りきれて精神的に限界が近かった…

悟「はぁ…」
傑「悟が溜め息なんて、明日は空から槍でも落ちるのかな」
悟「…」

傑の嫌みに何も返さない悟に溜め息をついた

悟「はぁ…」

悟はグシャグシャになったAの手紙を懐から出して見つめた

傑「いい加減、話してくれないかい?
今のままだと仕事に支障がでる」

悟「…」
傑「悟!!」

何も答えない悟に傑はビンタした

傑「ジメジメ…ウジウジ…いい加減にしろ!!
何があったか知らないけど、今のままだと大事な物もなくすぞ」

悟「大事な物なんて…もうねえよ…」

悟は頬を押さえながら言った

傑「いい加減、話せ
話はそれからだ」

悟「…」
傑「悟」

悟はポツポツと話はじめた

悟「プロモの…一般人の子…
最初は俺のことを顔面国宝とか存在が神とか国宝なんで鼻血がでるかもとか言って面白い子だなって思ったんだ…」

今まで変な男に引っ掛かりかけたり付き合ったら付き合ったで男が変になった時に
俺達の笑いに出会ってから一転したんです!!って力説しててね

悟「当時、付き合ってた相手が仕事やめストーカーになって…そんな時に神である貴方のお笑いに出会いましたって…」

面白かったのもありましたが顔面に衝撃を受けて
私は爆笑したのち舞台から退場した瞬間、衝撃で気絶しました

傑「また個性的というか、ある意味お笑い芸人に向いてるんじゃ」

悟「それから運気の流れが変わったらしい
付き合ってもメンヘラにならないし仕事は順調で、
これは五条悟パワーであり五条悟は神の使いなんだと実感したんだって」

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作者名:卯月 | 作成日時:2022年7月3日 2時

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