【呪術廻戦】呪い愛～じゅじゅ恋中･短編集2 (ページ13)

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いつも津美紀が作ってたからしたことなくて、料理1つすら作れなくて情けなかった…

いなくなってから津美紀の気遣いや優しさに気づかされた

『でも五条先生は失敗した料理を文句も言わずに食べてくれた…
そして心とは反対に体はどんどん女になって…』

付き添い任務の時に初めて月経がきて意識失って、先生は慌てて津美紀がいないから家入さんに怪我してないか診断してもらったけ…

｢｢…;｣｣

野｢はぁ…謝りたい気持ちがあるなら今からでも謝りなさいよ
ボタンなんてね針と糸があればいつでもつけれるでしょ!!｣

悠｢今さら遅いことはないんだから…｣

一緒に住み始めてご飯食べてるときに先生に言ったんだ

『津美紀は典型的な善人で誰にでも優しくて…
呪われるなんて間違ってるって、私は最初から守りたいものを守って救いたい人しか救わないって…』

｢｢…｣｣

『先生はAが決めたなら、それでいいよって…
僕だけが強くても意味ないんだ初めて会った日にも言われたけど僕に置いていかれないくらい強くなってほしいって…』

五条先生は笑って優さしそうな目で私をみるけど
時々、寂しそうな目をする…

『私が五条先生の寂しさを埋めたかった癒してあげたかった…
でも先生は私を子供扱いして1人の女としてみてくれない…誰にでも優しいから…』

この気持ちは伝えず蓋しようって決めてたのに
いつの間にか大きくなりすぎてた…

『禪院家に女だとバレないように手を回してくれて
バレても婚約者っていう建前で守ってくれた…
でも婚約者以前に建前じゃない先生の気持ちが欲しくて私だけを思って欲しくて』

｢｢えっ…婚約者…?｣｣

野｢はぁ…確かに誰にもヘラヘラしてるわね
でも本心は本人にしか分かんないわよ!!
アイツは少なからずアンタのこと大切に思ってるわよ｣

『…』

野｢はぁ…だったらなんで一緒に住むってなったのよ
姉のことがあったとはいえ高専の寮でもいいでしょ!!｣

悠｢確かにそうだよな
高専から支援受けてたんだから術師になる以上、寮でいいよな｣

『でもこの間、交流会の時
五条先生の好きなタイプは、いい子そうな子、前髪が特徴的なって言ってた…』

｢｢…｣｣

『そんなの…京都の三輪さんしか…』

野｢あのねぇ…それは好みのタイプの話でしょ
実際問題、好みのタイプはあれど付き合うかどうかは別でしょ!!｣

悠｢もうさ蓋するより気持ちを伝えてスッキリしたほうがいいんじゃない?｣

『でも…』

風邪が悪化したのか余計に暑くなった