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落ち着いたところに、また敵が来た
けど、守れなかった
さっきの傷が痛んで、動けなくて
だから...サクラが髪を切り落とすのを
見てるしか出来なかった
サクラは、髪を大事にしてたのに
『...サクラ』
俺が動けてれば、サクラにあんな事...
サクラ「大丈夫よ...A、ありがとう...
......だから、今度は私の背中を見てて」
『...』
サクラ「私だって、強いのよ！」
そう笑ったサクラは、無理しているようにも見えて...でも、心からの笑顔にも見えて
ナルトみたいで
頼もしいって思ったよ
『じゃ...任せる、ね』
Aは木にもたれかかった
サクラ..お前は強いよ
肝心な時に動けない俺と違って
『なんでだろうな...なんか、悔しいや』
やっぱり、俺の見るのは...誰かの背中なんだ
────────────────────
そして、二次試験が終わった
なんか、合格出来たのが多すぎるから
個人戦で決める事になった
会場から出た瞬間
目の前が緑に染まった
一緒、何がおきたのか分からなかったけど
俺が好きな匂いがして、わかった
俺は、先生に抱きしめられてた
『...』
「心臓..壊れるかと思った」
『うん..』
「A、」
『...』
「我慢するなよ...」
カカシは、Aの目線まで屈んで
そっと頬を触った
「泣きたいなら、泣いていいんだよ」
『っ..』
「俺が、ちゃんと受け止めてあげるから...
...悔しいんだろ？自分の力の無さが」
『...ゔん』
Aの目から、一筋の涙がこぼれた
カカシは微笑んでその涙を拭った
「怖かったんだよな。大蛇丸が」
『うん.....』
「でも、ナルト達を守りたいから頑張った...
...違うか」
『...違うく..ない』
「お前は頑張ったよ。A
だから、泣いていいんだ...我慢する事ない」
『...でも』
「泣いていいんだよ」
その笑顔に安心したのか
Aはポロポロと涙を流し始めた
『...お、れ.....怖かっ...た』
「うん」
『で..も....みんな、やら...れて、サクラ.....守りた、い...から、頑張って...でも、力...なくて』
「うん」
『...先生..に...会い...たかった』
「...うん」
カカシは優しく抱きしめて、
背中をさすってやった
Aはカカシの肩に顔を埋めて泣いた
「頑張った..頑張ったよ」
ナルト達より幼いのに、大蛇丸に襲われたら
怖いのは当たり前だ
けど、Aは逃げないで戦った
本当に頑張ったよ、お前は
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yuina30821(プロフ) - これから更新はしませんか？ (2020年8月27日 23時) (
レス) id: ac6c085ed6 (このIDを非表示/違反報告)
霄 - 更新停止が悲しいです！お話凄く感動するので、続きが読みたいですし、完結して欲しい！！！！！ (2019年2月4日 1時) (レス) id: ae1345500e (このIDを非表示/違反報告)
nao - 読んでって面白かったです！続き楽しみにしてます！ (2017年9月24日 19時) (レス) id: 4c66a3293f (このIDを非表示/違反報告)
幻影剣 - ナルトは除け者か?（笑） (2017年9月18日 9時) (レス) id: 97bea724c8 (このIDを非表示/違反報告)
風船ガム - はざくらさん» ありがとうございます！続き頑張ります！ (2017年9月13日 20時) (レス) id: 4ad624ef5c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：風船ガム | 作成日時：2017年6月16日 19時
