哀れな少女は誰と共に？

分岐点 ページ8

館「では一つ目から言おうか。一つ目は鬼との縁を切ってこっち側に来ることだよ」

は？？嫌に決まってる！私のことを育ててくれ
た人と縁を切れっていうの？

頭湧いてる？ほんとに1番上？

『失礼ですが…嫌と言ったら…？』

館「今すぐここで君の首が飛ぶと考えるのが妥当かな」

平然としすぎじゃない？怖いから！

あ、そうだ

『一つ目は…置いといて、二つ目を教えてください。』

みんなの視線が痛い…わかる！一番上の人になんて態度だって思う！私も思う！
でもここで引いたら終わりだ

館「あぁ、二つ目はね、君には柱の元に住んでもらうという事だよ」

『柱？…家の木と住む…??』

？「ﾌﾞﾌｯ(発想が可愛い！)」

違うの？だって柱っていえば家しか浮かばないじゃん

館「柱というのは、鬼を倒す人の中でも、群を抜いた強さを誇る者達のことを言うんだよ。周りにいる子達は皆そうだ」

？？そんな強いの??黒死牟兄とかの方が強そうな気がするけど…
なんなら私でも勝てるんじゃん？

で問題ははいと言うかいいえと言うかだよね
怖いな、まだ死にたくないな。せっかく助けてもらったのに

無「人間に大切なのは生にこだわることだ」

うん！決めた

館「答えは決まったかい？」

『はい。私は…』


『仲間になります…』

ごめん皆。絶対逃げるから待ってて！それまで
捨てられたりしないよね？

その頃無限城

無「はは、実にAはいい。ここまでの生へのこだわり、最高だ」

猗(冗談だろ、まぁいつか帰ってくる)

黒(A……強くなる…だろうか)

童(やはりAちゃんはいいなー最善を選ぶんだね)

鬼達はAの言葉を聞いてました。
これは帰って来ても居場所はあるのでしょうかねえ？

それはまだわかりませんね

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