進化 ページ9
私が日本語を教えはじめてから3ヶ月ほどが過ぎた。
たぷはすごく日本語が上手くなった。
ある日…
♪♪♪〜
携帯が鳴った。
たぷだ。
A『もしもし?』
たぷ『ヌナ〜!!ボク、最近 日本語が上手くなったってよく言われます!!ヌナのおかげです(^^)』
A『確かに、凄く上手くなったよ★』
たぷ『それでね、ヌナ〜(^^)一回会ってみたいなあ〜』
A『えぇっ!?』
たぷ『だって、ヌナはボクのことしってるのに、ボクはヌナの事しらないよ〜(ノ_<)』
A『でも……。』
たぷ『だいじょうぶ!!もうすぐ日本でコンサートだから(^^)』
たしかに、来週は日本でコンサートがある。
A『私はBIGBANGのぺんなんだよ(^^)私みたいにBIGBANGが大好きな人なんて、いーっぱいいるんだよ!!それなのに私ばっかりこんな事してたら申し訳ないよ…。』
たぷ『ヌナ…ボクと会うのいやデスカ??』
A『…いや……じゃないけど…』
たぷ『じゃあ決まり〜!!!!コンサートの後、会場の近くの駅でまってマス!!』
A『えっ…でも、やっぱり…』
たぷ『じゃね〜★ばいばい』
プツっ…
どうしよう…
私ばっかり幸せな思いしちゃだめだよ…
……よし…行かない。
たぷだって来る訳ないよね。
私とたぷは、全く違う世界にいるのに。
私は行かない事にした。
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華まる(プロフ) - 面白いです。頑張ってください! (2021年10月25日 6時) (レス) id: 63f94fe703 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Jury | 作成日時:2012年12月20日 12時