10、ヴァンパイアさんとクラスメイト ページ11
『古瀬…Aです。よろしくお願いします。』
簡単に自己紹介を済ませたA。
恵は「うん、知ってるよ。」という顔をした。
「女子かー、まあ女友達できるから安心するわ。虎杖と伏黒の付き合いも飽きてきたし。私は釘崎野薔薇。よろしくね。」
「なんか酷くねそれ⁈」という虎杖の言葉を可憐にスルーし、女の子が手を差し出してきた。
『お願いします‼︎女の子のヴァンパイアもいるんですね!びっくりしました。』
Aが率直な感想を言って、手を握り返すと、「んん?ちょっと待て」と、ストップをかけられた。
「あんた、そんなことも知らないの?世間知らなさすぎじゃない?」
あ…!
そっか。
釘崎は完全に疑いの目でAをみている。
どうしよう誤魔化す方法ないかな…ってAはあわあわした時、五条が付け加えた。
「僕の例の親戚の子だよ。」
この一言で釘崎に伝わった。
…ひょっとして私、有名人?
「今日は、集まってもらったのはこれだけだから。んじゃ、かいさーん!」
五条はAにおいで、と手招きをすると、教室を後にした。
Aは慌てて追いかける。
『あの、生徒が私含めて4人って少なすぎませんか?』
「そりゃ、そうよ。ここはヴァンパイア界でもスーパーエリートな生徒じゃないと通えない高校だからね。」
廊下を歩きながら五条は答える。
スーパーエリート?
それはどういうことなのか。
Aは言われてもちんぷんかんぷんだった。
「ここの生徒はね、他のヴァンパイアは使えない特別な技を使えるんだ。」
フッと鼻で笑い、ポーズまでビシィッて決めましたけど、そのポーズダサいですからね?
11、呪具とヴァンパイアさん→←9、高校にきたヴァンパイアさん
45人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
金糖の少女#全糖ではございません - 生姜を吸っている 生姜を吸っている…?? ?????? あ、なんか簡易無量空処くらった。生姜を吸っているがツボにはいっていまだに抜け出せません。 (12月9日 9時) (レス) id: ba14ff85c6 (このIDを非表示/違反報告)
じゅりちい(プロフ) - ぎゃああ、本当だ❗️教えていただきありがとうございます‼︎今すぐ直しますね😅 (2022年4月13日 21時) (レス) id: 8d69ebf236 (このIDを非表示/違反報告)
アキネコ_♯あおはる(プロフ) - 乙骨くんの“ゆうた”漢字だと、“優太”コレじゃなく、“憂太”ですよ (2022年4月13日 20時) (レス) @page19 id: 1ef8943118 (このIDを非表示/違反報告)
じゅりちい(プロフ) - 教えていただきありがとうございます😃オリフラ直しました❗️ (2022年4月6日 12時) (レス) id: 8d69ebf236 (このIDを非表示/違反報告)
パイナップルの妖精 - この発想はなかった..!!後オリフラついてますよ。 (2022年4月5日 20時) (レス) @page7 id: deef3a892d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:じゅりちい | 作成日時:2022年4月4日 20時