スマホを持たないだけなのに。【白布賢二郎】

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梅田side


『みっちゃん！仲直り出来たよ！』

未「よかったじゃん！！」


全てを済まして部屋に戻った
スマホを眺めるみっちゃんに報告する


『でね、明日出かけてくる！』

未「ﾌﾞｯ…え？！」

『スタイリストさん…お願いっ！』

未「まぁ…いいけど笑」




みっちゃんはメイクも髪の毛のアレンジも上手い


未「服はー？」

『これー！』

未「だめー」



私が出したのはジャージ←

ここで女子力とかあれば…
私の女子力、ウイルス並みに見えないな…()



未「これ着て行こっか！」

『え、え、ハードル高い！』

未「いいのいいの！！」




ふわっと揺れるワンピース
淡い黄色に小さな花が散りばめられた柄


『似合えばいいけど』

未「これ着れば白布くんも…ね笑」

『え？』

未「んーん！」




明日が楽しみだ。






























































































































____________________

お互いの誕生日があしたに迫る。









『みっちゃん最強…』

未「や！めちゃ可愛いと思う！」



いつもは結んでいるけど、下ろして毛先だけ巻かれた髪の毛
メイクもほんのりオレンジ系

耳には動くと揺れるイヤリング
白のカーディガンを肩からかけて

少し背伸びしたヒールを履く




未「もうそろそろ1時よね？」

『……緊張してきた』

未「初デートかよっw」

『付き合ってないもーん』




いずれは付き合いたいなとか、




『いってきます！』

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