スマホを持たないだけなのに。【白布賢二郎】

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白布side



あれからというものLINEの通知が止むことなく



白「999+……」


どんな会話してるんだよ…



覚英太くんって好きな子いるのー?
瀬見英太ここで言うことじゃないだろ!w
つとむえ!いるんですか!?
瀬見英太工、突っ込んでこなくていいw
隼人寝てたわ…
獅音おはよう隼人笑



カオス…


そこに五色が入っているから
尚更話が盛り上がるんだろうな




ﾄﾞｻｯ


ベッドに寝転がって

LINEを閉じて別のアプリを開く


『女の子が喜ぶプレゼント10選！！』


と書かれた記事を眺めていた。




白「眠…」


しばらくすると眠気が襲ってくるわけで


指がメモアプリをタップする




白「…何…これ」



それは3月14日


『賢二郎とホシーバックスコーヒー！

初めて男子とフラペチーノ飲んだ笑

今日はありがとう。また出かけたい。』




と残されていた



白「A……」



胸がきゅーっと苦しくなる





































白「好き」






この思いを伝えられる日が来るのだろうか



白「寝よ…//」
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥



次の日





川「意外と大きいな…」

白「一日で回れるかこれ」


最近できた大きなショッピングモールにきた


川「まぁ、行ってみないとわかんないしな…」

白「腹減った。先飯。」

川「そうだな」



まだ4月の後半といえど



川「人がいたらあっついな…」

白「俺、中に半袖着てきた」

川「賢いな！」



あとすこしで誕生日。




それまでには謝って元通りになりたい

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