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会長から最後の挨拶があったあと、講習会は終了して解散になった。
部屋を出てすぐ、レオリオがクラピカに問い掛ける。
｢ククルーマウンテンか、クラピカどこか分かるか?｣
当のクラピカは腕を組み、何か考えている様子だった。
レオリオが何度か名前を呼んだけど、やっぱり彼は上の空で。
｢クラピカ、呼ばれてるよ。｣
｢ん?ああ、どうした?｣
私が彼の袖を引っ張って、もう一度呼ぶ。
漸くクラピカは気付いたみたいだった。
｢ククルーマウンテンだよ、心当たりはないか?｣
｢…いや、分からないな。
だが調べれば分かるだろう、後でめくってみよう。｣
"めくる"という単語は初めて聞いたけど、何とかなるかもしれないみたい。
やったね、と思っていると、此方に青年が向かって来るのが見えて。
…たしか彼は、ポックルといった筈。
ポックルは私達に挨拶すると、"ホームコード"というものがコピーされた名刺をくれた。
｢ゴンとAも教えてくれよ、ホームコード。｣
クラピカとレオリオがそれぞれのホームコードを彼に渡す。
その後に私とゴンも話を振られたんだけど、私はまず"ホームコード"が分かってなくって。
｢｢ホームコードって何?｣｣
意を決して聞いてみると、その声は綺麗にゴンと被さった。
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｢…ま、ホームコードが出来たら連絡くれよ。｣
｢ありがとう、元気でね。｣
去っていくポックルにお礼を言う。
彼に説明してもらって、私とゴンは"ホームコード"を何とか理解できた。
…そうそう、それにさっきの"めくる"もハンターの使う言葉だったみたい。
｢よし、そんじゃオレらも行くか。｣
｢あ、ちょっと待って。｣
レオリオが促すと、ゴンはまだ用事があるらしくサトツさんの所へ駆けていく。
私達は待ちがてら、試験の感想なんかを話そうと近くのソファーに座った。
…すると不意に肩をぽん、と叩かれた感覚がして。
｢合格おめでとー!受けてみてどうだった?｣
｢えっ、メンチさん!?｣
吃驚して振り向くと、立っていたのは意外にもメンチさん。
｢そーよ。
ねね、それより感想聞かせてちょうだい。｣
何だか楽しそうなメンチさんは、どうやらサトツさんが話し終わるまで暇なようだった。
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なぎテラス(プロフ) - ひなさん» お久しぶりです!!かなり期間の空いた更新となってしまいましたがそう言っていただけて有難いです…!リアルの都合もあって更新はのんびりかもしれませんが、本当に嬉しいコメントでした〜!!良いお年を!! (2021年12月31日 17時) (
レス) id: d905f406c4 (このIDを非表示/違反報告)
ひな - わ〜〜い！！！続きずっと待ってました(*´∀`) カルトちゃん視点新鮮で好きです...！ いつもお忙しい中更新してくださってありがとうございます`ω´ ずっと応援していますので無理せず頑張ってください...！(長文失礼しました) (2021年12月30日 23時) (レス) @page30 id: 88d9ed8815 (このIDを非表示/違反報告)
なぎテラス(プロフ) - ひなさん» ありがとうございます~!!好きな作品と言って頂いて、やる気が満ち溢れております。マイペースではございますが、これからもゆっくり読んでくれたら嬉しいです! (2021年8月13日 8時) (レス) id: d905f406c4 (このIDを非表示/違反報告)
ひな - お気に入り100おめでとうございます...！！ 自分の好きな作品がこうしてたくさんの人に読まれてとても嬉しいです(//´ω`//) 続きを全力待機...！(( (2021年8月3日 22時) (レス) id: 88d9ed8815 (このIDを非表示/違反報告)
なぎテラス(プロフ) - コメントありがとうございます!!私もクラピカ最推しです…!暖かい応援頂いて、とても励みになりました。頑張って書きますね!! (2021年7月3日 7時) (レス) id: 92777b1f7d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なぎテラス | 作成日時：2021年3月14日 18時
