【wrwrd】後輩の頭のネジが行方不明 (ページ35)

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■喫茶店■ ページ35

kn「最近ショッピ君とどうや？」

『この前お互いに鍵を渡しあったくらい？』

kn「結構進展してるんやな」

『まあね〜』

kn「てか、鍵渡しあってるんやったらほぼ付き合っとるようなもんやん」

ショッピ君がうちに泊まってった日から暫く経った。

お昼を買いに外に出たら、丁度コネシマと会った。

折角だから近くの喫茶店でランチをしながら近況報告でもする事にした。

結局話題はショッピ君の事だけども。

長い付き合いのはずだけどコネシマがここまで人の恋愛に興味を持つ事を知らなかった。

『コネシマはどうなの？最近気になる人とか居ないの？』

kn「おらんな〜」

『人の恋愛事情は気にするくせにいざ自分の恋愛となったらてんでダメだね』

kn「俺は別にええねんて孫の顔拝みたがってる親もおらんし」

『またそういうこと言って…』

kn「今は未婚のまま一生過ごす人も増えとるし、友達同士でワイワイする方が俺は性に合うねん」

『ふぅん…』

確かにトントンさんやシャオさんみたいな良い友達がいれば、結婚をしなくてもいいやって思うようになるのは分かる。

このご時世結婚をしない選択肢を取ったとしても珍しくもなんともない。

そういえばショッピ君、初対面求婚してたけどほんとに結婚願望ってあるのかな。

今度聞いてみよう。

この歳になってからの恋愛は結婚も考えないとだから、そういうのも加味して交際するか考えたい。

kn「じゃ、またなA」

『うんまたねコネシマ午後からも頑張れ』

kn「おう、お前もな」

たまには二人でゆっくり話すのも悪くないと思った昼下がりだった。