【wrwrd】後輩の頭のネジが行方不明

■朝■ ページ4

寝惚け眼を擦りながらカーテンを開けて、部屋に朝日を取り込む。

起きたばかりだから目がシパシパする。この瞬間は小さい頃から苦手。

顔を洗って着替えてトーストを焼いて家を出る準備を済ませたら、一服をしつつニュースを見る。

んー、仕事行きたくないなぁ。でもまあ、行かないと家まで来る奴いるからな…。

思い腰を上げて家を出ると、見慣れた影が。


『おはようショッピ君』

syp「おはようございます こんなとこで会うなんで奇遇ですね」

『よく私の家分かったね いつからいたの？』

syp「何言ってるんすか、たまたまですよ」

『コネシマから聞いてるからね、家も職場も真反対なの こっちの道絶対通らないの知ってるよ？』

syp「え、コネシマさんに俺の事聞いたんですか 俺に興味持ってくれたんですね、有難うございます、好きです」

『ブレないなぁ』


結局彼は職場までついて来た。そして引き返していった。

明日からは何としてもついてこさせないようにしよう。

□眼福□→←■帰路■

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