【wrwrd】後輩の頭のネジが行方不明

■本音■ ページ20

『ショッピ君、大丈夫？』

syp「…え？」

『うち来てからちょっと様子おかしいよ？何かあった？』


今日の夕飯は昨日のうちに準備していたハンバーグ。

何日分か纏めて作ってあったので、ショッピ君の分もちゃんとある。

そして付け合せによくあるサラダを一品。

トマトは元々入れる予定だったっていうのは内緒。

そんな夕飯を挟んで向かい側に座るショッピ君の顔がいつもよりくらい気がする。

実は作ってる最中から違和感は感じていた。

思い切って聞いてみるとショッピ君はぽかーんとしていた。


『もしかして何か予定でもあった？』

syp「あ、いえ、別にそういう訳じゃないですよ ただ…」


ただと言ったあとショッピ君は少し考えてから、やっぱり何でもないですと言った。

ショッピ君、そんな反応されたら何かあるのがバレバレだぞ。


『無理に聞かせてとは言わないけど、何かあるなら人に話した方が楽になるよ？』

syp「…………うーん…」

『無理ならほんとに大丈夫だから ごめんね、変な事言って』

syp「いや、話します 俺、今気持ちの整理がついてないんです

俺の知らない先輩の学生時代の話とかされて、初対面だったはずのトントンさん達とも仲良くなって

先輩取られたくないけど、しつこくしすぎて距離を置かれたくもないし…

もう何か頭の中がぐちゃぐちゃで…」


ショッピ君は私が思っていたよりも思い詰めていて、凄く悲しそうな表情になってしまった。

■返事■→←□感情□

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