No.124 ページ10
マキノ「今日は私達も泊まらせてもらうわ」
村長「山賊の家に泊まるのは気が引けるが…明日また来るのも面倒たからのう…」
貴女「ふーん…そっか。見送りしてくれるんだね」
マキノ「もちろんよ
今日は、３人共ここで寝るんでしょう？」
貴女「まあね」
マキノ「きょうだいの…最後の夜だからね」
───
─
エース「とっ!!」
ルフィ「ぐえっ」
貴女「隙アリ！」
エース「どわあっ!?やったな〜〜!!」
ﾄﾞﾀﾄﾞﾀﾄﾞﾀｯ
貴女・エース・ルフィ「ふ〜〜〜…」
貴女「こんな風にできるのも…最後だね」
エース「そうだな…」
ルフィ「３年後にはもっともっと強くなってるからな!!」
貴女・エース「おー」
エース「……寝るか」
貴女「だね」
ルフィ「にししっ、おやすみ〜〜!!」
───
─
コルボ山に来て……10年かァ……
３年前エースにあって…
最初は凄い冷たくて……
追いかけてたら、サボにも会って……
エースがゴールド・ロジャーの子供だって知って、でもそんなのどうでもよくって、ただ仲良くなりたくて……
仲良くなって
海軍本部に行って、ロンと闘って約束して
フーシャ村にシャンクスが来て…剣を教えてもらって、助けてもらって、村雨蘭姫をもらって
ミズミズの実も間違えて食べちゃったなー…
覇王色も分かったし
エリスにも会ったよね
ルフィがコルボ山に来て……
４人で盃を交わしてきょうだいになって…
サボが、エリスの言ってた貴族の子だって知って
ナグリに会って、ロジャーのことで４人がバラバラになりかけて…
でも、ナグリと、海賊船作りながら一年過ごして…
大虎も協力して倒して…
イオリに会って
ずっとこんな幸せな日々が続くと思ってたのに…
サボが高町に連れ戻されて
ゴミ山が大火事になって
ブルージャムと戦って
帰ってきたらサボが死んだって聞かされて
手紙読んで、二人で泣いて
でも、私はまだ引っ張ってて
合宿行って、ロンとエリスとイオリに会って
ロンに大切なこと教えられて
村雨蘭姫のことも分かったし
アモルってライバルも増えた
.
もっともっと……
色々あったなァ………
私は、その中で、いつサボを好きになったんだろ……
.
.
私は…ううん、私達は……一生サボを忘れない。
私達は３人きょうだいなんかじゃない。
.
.
誰がどうなろうと、４人きょうだいだ───……
.
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作者名：シルネ | 作成日時：2018年6月30日 12時
