No.122 ページ8
私が合宿に行って次の日、マキノはコルボ山に行ってくれたらしい。
その時から、エースは挨拶の仕方をマキノに教わることにしたそう。
なんでも、シャンクスにいつか挨拶に行くんだそう。
まァ、二人共礼儀を知らないし、丁度良いかもね。
ルフィ「うおおおおおォォォォ!!今日は勝〜〜つ!!」
腕を振り回しながらルフィは、エースに向かっていく。
ぴょんっ
エースはニヤリとし、ジャンプ。
ルフィ「たあっ!! エース「エイッ!!」ｺﾞｯ
〜〜〜!!」
エースは腕を避け、ルフィの顔面に蹴りを食らわせた。
貴女「相変わらずルフィはエースにも私にも全敗、っと…」
エース「A!!次はお前だ!!」
貴女「おう」ﾆｯ
エース「………フ…」
貴女「…んだよ？」
エース「いんや、何でもねェ」
貴女「？？やるぞ！」
エース「おう！」
そして私達も、勝負を始めた。
────
──
熊「ガルルル、ウウウウ…グオオォォオ!!
ガアアァアッ!!」
ﾋﾞｭ
ﾄﾞﾝｯ
振り下ろされる熊の前足を、私達は跳んで回避。
エース「たあぁぁぁあっ!!」ﾋﾞｭｯ
ｺﾞｯ
エースの投げた鉄パイプが、熊の口に入る。
ルフィ「おりゃああっ!!」
エース「ああああっ!!てあっ!!」
ｺﾞｩﾝ
ルフィ「いっ!!」
ｺﾞｩﾝ
二人はそれぞれ、熊にの口に刺さった鉄パイプを蹴るなり鉄パイプで殴るなり…
貴女「と……りゃあっ!!」
ﾄﾞｽﾝｯ
最後に熊の首もとに私が蹴りをお見舞いしてやった。
ﾄﾞｳｩｩﾝ
熊は倒れる。
貴女・エース・ルフィ「よっしゃ〜〜〜!!」
エース「今日は熊鍋だ!!」
────
──
エース「おいおい…それ、大丈夫なのか…？」
貴女「大丈夫大丈夫!!…あ、でも海に落ちたら助けてね!!」
海水も、操れるよね？
ﾄﾞﾊﾞｯ
貴女「お、いけた♪でもバランスが……あ」
ﾄﾞﾊﾞﾝｯ
エース「おい！言ったそばから落ちんな!!」
───
─
前みたいに不良と喧嘩して、逃げ腰の不良に追い討ちをかけるなんて日常茶飯事。
ルフィがドデカイムカデに捕まり、二人でムカデに鉄パイプを突き刺すなどして助けたこともあった。
またまたある日には、またじいちゃんがやって来て、私達は散々しごかれたこともあった。
─────
───
そして月日は巡り……
私とエースは、17歳。
ルフィは14歳になった。
.
とうとう…私達が出航するのは……
明日。
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作者名：シルネ | 作成日時：2018年6月30日 12時
