番外編１０No.1 ページ39
ｷｲｯ
貴女「いらっしゃいませ〜！」
「おお、Aじゃねェか!!マキノちゃんの手伝いか？」
貴女「そうだよ〜」
「Aちゃん！こっち頼んだ！」
貴女「りょうか〜い！」
海に出るまで後一年。
マキノに頼まれて店の手伝いをしている最中です！
マキノ「A、本当にありがとうね、助かるわ」
貴女「大丈夫！にしてもすごい繁盛してるね」
マキノ「Aがいるからよ、ふふっ」ﾆｺ
貴女「？？」
「Aもいい女になったもんだなァ…いくつだっけ？」
貴女「16」
「男勝りなのはかわんねェな!!」
「ははは!!」笑
貴女「しっつれーな、まァ、違いないんだけど」
マキノ「でも、前よりはマシになったわよ？」
貴女「マキノが言うからね」
でも、感情が高ぶったら口調戻っちゃうんだけどね……
マキノ「Aもそろそろ休憩していいわよ」
貴女「んじゃ、そうさしてもらうね」
───
─
私も椅子に座って、村の歳が近いコ達と喋っていた。
女子「も〜〜、Aってば何でそんな美人でスラッとしてるのー？」
女子「そーそー、村の男子も皆A、Aって……」
貴女「えー、そう？動いてるからじゃない？」笑
女子「そんなAの心を射止めるのは誰なのか……」
貴女「…………」ﾆｺﾆｺ
男子「おれだ!!」
女子達『ないな』
男子「即答すんなよ〜〜」
男子「A、ルフィは元気なのか？」
貴女「うん、兄さんと仲良く走り回ってるんじんない？」
皆『兄さん…？』
貴女「あはは」笑
女性「そうだAちゃん、この服あげるわ」
貴女「え、本当？ありがと〜」
服屋を営んでいるこのヒトには、結構服をもらってる。
───
─
貴女「マキノーそろそろ手伝うよー」
マキノ「ありがとう」
貴女「はい、どうぞ」
貴女「ありがとうございました〜〜」
───
─
マキノ「今日もお疲れ様、本当に助かるわ」
貴女「ううん、明後日また来るね！」
私が手伝う頻度は、１ヶ月に二回程度だった。
マキノ「ええ」ﾆｺ
ｶﾞﾁｬ
ﾀｯﾀｯ…
────
──
貴女「いらっしゃ〜い、どこ座る？」
「カウンターで頼むよ」
貴女「はいはーい」
今日も、私はエプロンをつけて店の手伝いをしていた。
そして、それなりに客が集まった昼頃…
ﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯ
ん？誰かが走ってる足音……
ﾊﾞﾝｯ
「大変だ!!海賊だ!!海賊が来た!!」
皆『え!?』
貴女「海賊…？」
.
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作者名：シルネ | 作成日時：2018年6月30日 12時
