番外編９No.7 ページ33
ｷﾝｷﾝｷﾝｯ
ｷﾞｷﾞｷﾞｯ…
ｷｨﾝｯ
私達の刀がぶつかり合い、お互い離れて同時に足をつく。
ﾀｯ
ロン「お前それ独学だろ？よくやるなァ…」
貴女「シャンクスに教えてもらったことは全て覚えてるから」
ロン「でも、負けねェ!!」
ﾊﾞｯ
ｽﾞｽﾞ…
…!!刀が黒い…
ｼｬﾝ…
私は、ロンの刀を刀で流した。
貴女「ぶつかりあっちゃ、確実に負ける」
ロン「さすが」ﾆﾔ
貴女・ロン「はああァァあァあッ!!」
ｶﾞｷｨｲﾝｯ
ｷﾞﾘ……ｷﾞﾘｷﾞﾘ…
貴女「く……！」
ロン「んっ……！」
ﾊﾞｯ
貴女「ふ〜〜……」
ロン「体力切れか？」
貴女「まさか」笑
貴女「深呼吸しただけ！」
ﾊﾞｯ
ｷﾝｷﾝｯ
ﾀﾝｯ
ｼｭﾝｯ
ｶﾝｯ
ﾁﾘｯ…
貴女「おっと、かすった」ﾆﾔ
ロン「こっちもだ」ﾆﾔﾘ
ｼｭﾙﾙﾙ…
私達の刀が回る。
ﾊﾞｯ
そして同時に、止まる。
私の刀はロンの首元に、
そして
ロンの刀は私の脇元に。
貴女・ロン「……!!ふっ……」
ﾊﾟｯ
ｷﾝ……
刀は、鞘におさめた。
貴女・ロン「手合わせ、ありがとうございました」
二人しかいないこの部屋で、お互いに礼をした。
？「ほう…いい刀を持っているな」
貴女・ロン「!?」
ﾊﾞｯ
私達は同時に、声がした、ドアの方を見る。
そこには、帽子を被り、背中に十字架のものを背負った、鋭い目の男がいた。
何て言えばいいんだろ…“おじさん”じゃなくて、“おじ様”って感じの人。
ロン「……!!“鷹の目”のミホーク…!?」
貴女「嘘…!!“鷹の目”って……七武海の……!?え、何で…!?」
ロン「そう言えば…もうすぐ七武海も加わる会議があるって聞いたような…」
貴女「マジか」
ミホ(ミホーク)「お前達、年齢は」
貴女・ロン「……？15…です」
ミホ「ほう、15でその剣の腕は褒めてやろう」
貴女・ロン「…!!あ、ありがとうございます！」
嘘…まさか世界一の剣士に褒められるなんて…!!
そう、世界一の……
シャンクスが腕を無くす前は、中々決着がつかなかったらしいけど…
ミホ「その刀は、大業物と最上大業物だな？」
貴女「あ、はい」
ミホ「おれの持っているこの夜も…最上大業物だ」
ﾁｬｷ…
ミホークさんは、刀を抜いた。
…え、あの十字架、刀だったんだ……
ミホ「かかってこい」
鋭い瞳で捕らえられる。
貴女・ロン「……!!!
は、はい!!!」
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作者名：シルネ | 作成日時：2018年6月30日 12時
