番外編９No.3 ページ29
貴女「うわ〜…楽しそ〜〜」
ロン「早く行こうぜ!!」
ｸﾞｲｯ
ロンはうずうずしてたらしく、私の腕を掴んで走り出した。
貴女「うん」笑
…ま、私も凄い楽しみにしてたけどね！
貴女「あ、あれ美味しそう!!」
ロン「あれも旨そうじゃね!?」
貴女「どっちも買って半分こにしよ！」
ロン「だな！」
と、私達は別れる。
貴女「おじさん！この……わたあめ？って言うやつください！」
おじさん「何色にする？」
貴女「そうですね…水色で!!」
おじさん「はいよ！」
うわっ…ふわふわしてる…！
おじさん「お嬢ちゃん、もしかして外から来たのかい？」
貴女「うん、東の海(イースト・ブルー)からだよ」
おじさん「そんな遠いところから！今日は楽しんでいきな!!」
貴女「ありがとう！」
わたあめを受けとると、ロンのところへ行く。
…あ、ちなみにソルミーネさんは商工会のテントでタダ酒くらいに行った。
ロン「待たせた！」
貴女「だいじょーぶ、何それ？」
……バナナ？
ロン「チョコバナナだと」
貴女「ふーん…バナナにチョコがかかってるんだ〜」
ロン「そうそう。それは何だよ？」
貴女「わたあめだって」
ぱく
ロン「へ〜…」
ぱく
貴女「ん、あっま〜〜うま〜〜！これすごい美味しい!!」
ふわっふわ！
名前の通り飴が綿っぽくなってる感じだ！
ロン「お、バナナとチョコの組み合わせもなかなかいける！」
貴女「交換しよ！」
ロン「おう」
ぱく
ぱく
ロン「たしかに……甘いし旨い!!初めて食べる食感つーか、んな感じだな」
貴女「でしょでしょ？これもロンの言った通りいけるね！フツーにバナナ食べるよりいい！」
───
─
貴女「さて、次はどこ行こーか？」
ロン「お、あれやろうぜ！しゃてきって書いてるやつ!!」
貴女「何だろー面白そうじゃん!!」
ロン「おっさん！これ何だ？」
おじさん「ん？坊主たちは初めてか？」
貴女「初めて見るよ」
おじさん「これをなこうやって射つんだ！」
ﾊﾞﾝｯ
貴女・ロン「ほ〜…」
なるほど、この銃を賞品に当てて、賞品が落ちたらそれが貰える、と。
ロン「よっしゃやろうぜ！おっさん、一人ずつ一回！」
お金を渡す。
おじさん「おう、頑張りな」
貴女「さーて、どれ狙おうかな？」
ロン「そうだなー……
あ、おれあのアイマスク狙う!!クザンさんにお土産！」
貴女「そう？じゃあ私は……あ、あの被り物狙う!!じいちゃんへ！」
ﾊﾞﾝｯ
ﾊﾞﾝｯ
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作者名：シルネ | 作成日時：2018年6月30日 12時
