番外編８No.2 ページ21
山賊達『だ…誰？』
エリス「初めまして、私はエリスと申します！少しの間だけ、お世話になりたいのですが…」
ダダン「まァ…ヤンチャではなさそうだね…礼儀正しいし…
狩りはさせられないね…家事をしてくれるんなら、1日に1回の茶碗一杯の米とコップ一杯の水は保証するよ」
エリス「…あ、狩りもやりますよ？槍も一応持ってきたし」
貴女「準備イイね…コルボ山のヤバさは知ってるか…」
エリス「もちろん!!」
ルフィ「へ〜〜強ェのか!?」
エリス「う〜ん…でもAには負けると思うよ」
貴女「2年前の話じゃ…」
エリス「でもAは余裕だったしね！」
なんであっさり負けを認めるんだろう…
私は負けず嫌いだから不思議に思うのかも…
貴女「とりあえず準備してくるよ、買い物行くんでしょ？」
エリス「うん！ありがとう!!」
───
─
ロゴが入った白いTシャツに黒いバックレスベスト。赤茶色のショーパンに七分丈の黒いレギンス、そしていつもの赤いリボンの茶色のショーとブーツと青いベレー帽。
…あ、もちろん首には鍵のネックレス！ゴーグルは外す。
これでいっか。
もちろん刀は置いていく。
腰にはウエストポーチをつけていく。
胸まで伸びた髪も、珍しく結び、かたおさげにした。
貴女「エリス、お待たせ〜」
エリス「わあ…なんか新鮮…！」
貴女「そう？」
エース「そんな服あったのか？」
貴女「マキノにもらった
んじゃ行ってくるね」
私はバスケットを持ったエリスの腕を掴んで中心街へ向かった。
エリス「変わってないね」
貴女「あはは、たしかにそうかも
中心街にはよく来てたの？」
エリス「ううん、そんなに……」
貴女「…さ、まずはどこに行く？」
エリス「そうだなァ…あ！あそこ行こう!!」
エリスが指差したのは…
貴女「アクセサリーショップ？…うん、いいよ」
ｶﾗﾝｶﾗﾝ
店員「いらっしゃいませ〜〜」
エリス「わ〜…可愛い…！」
貴女「何か買う？」
エリス「オソロイにしようよ！」
貴女「いいね！そうしよ」
エリスは、どれも可愛いな〜、とアクセサリーを見ていた。
そんなエリスを見て、ふと、エリスの首に銀色の鎖がかかっていることに気がつく。
貴女「エリス、ネックレスしてるのに何で服の中に入れてるの？」
エリス「!!え、えーと……」
貴女「？」
エリス「その、ですね……///」
エリスはそのネックレスを見せてくれた。
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作者名：シルネ | 作成日時：2018年6月30日 12時
