この指とまれ！！ (ページ9)

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ヨナ「うまっ！？何このパフェ！！テテよ。あんたセンス良いわ。」

テテ「インスタグラムで調べたから…」

ヨナ「ッインッスタッ！？いつあんたはそんな流行に乗り出したのよ。」

テテ「便利だから…」

ヨナ「流行ね…ってかあんた絶対K-popアイドルになったらインスタもフェイスブックも全部あんたの顔でバズるんじゃない？」

「そしたらテヒョンお金持ちだね！」

テテ「…売れたらね」

ヨナ「あんたの顔だったら何もしなくても売れるさ！もしかしたら世界では【3次元と呼ばれる男その名は…キム・テヒョン！！】って言われてるかもね。売れたら少し私にお金頂戴ね。」

彼女はテテにウィンクをした。

「何もしなくていいって…テレビの人は絶対苦労して人気になったんだよ？」

テテ「ってかお前には絶対にあげたくないな。絶対に。絶対にだ。」

ヨナ「Aよ。世の中には苦労しなくても売れる芸能人がいるのよ…ってかなぜ3回言った？私がまるでクズみたいじゃん！」

テテ「…ヨナ…自分のことよく分かっているな。」

ヨナ「くぅーーー。神よ。この性格が悪魔みたいな男に天罰を与えたまえ！！」

彼女は大きくアクションをしだすので周りにじろじろ見られてしまった。

「ちょっ！ヨナ恥ずかしいからやめて！！」

テテ「馬鹿…」

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ヨナ「はぁー食った食った！」

彼女は先に歩いて腹をポンポンしていた。それを見ながら私はクスクス笑う。

テテ「A…」

隣を歩いていた彼が急に止まりだす。それを不思議に思い立ち止まる。

「うん？」

テテ「もし俺がこのままずーっとAと一緒にいたい。だからどこにも行くなって言ったらどーする？」

「…。」

「何言ってるの？私がテヒョンから逃げたりしないしどこにも行かないよ。これからもずーっとそばにいるよ。」

彼はずーっとこっちを見てボソッとこう言う

テテ「……約束だよ…」

彼は私の右手を掴みぎゅっと強く握りしめ、歩き出す。

その時のテテの顔は少し悲しそうな顔をしながらまっすぐ前を見つめて歩き出す。