この指とまれ！！ (ページ14)

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13　過去編ページ14

ヨナ「私のお色気の術が効かないなんて…」

「まぁまぁ、そんなこと言わずに忘れよ？」

ヨナ「私のお色気の術は誰にも振られたことのない技なのに…」

彼女はそんなにショックなのかずーっと彼の話をしていた。

「そんなにショックなの？」

ヨナ「ショックに決まってるでしょ！？」

「そんなにあの人に執着する理由は？」

彼女は急に立ち止まりこう言いだした。

ヨナ「それはイケメンだからに決まっているからでしょ！？」

「あー…。はは…」

私はそれを聞いてあきれてしまった。

「まだ夜遊びなんかしてるの？いい加減辞めたら？」

ヨナ「だって～…。」

「テヒョンくんに嫌われちゃうよ？いいの？」

彼女はもじもじしながらこう言った。

ヨナ「だって～」

「はぁ…。だって何？」

ヨナ「選べれないんだもん…。」

私はそれを聞いて呆れてしまい、またため息が付いてしまった。

「よくいろんな男に、バレないね。」

ヨナ「うーん。私ってそう言うところは上手いのよね！」

彼女はベロを出しそう発言したので頭をチョップした。

「調子に乗るな！」

そう言い、私だけ先に歩く。

ヨナ「えぇ！！待ってよ！！」

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次の日

ヨナ「テーヒョンくーん！！かーえーろー！」

テテ「うざい…。」

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また次の日

ヨナ「テーテーくーん！帰りましょう！うふっ！」

テテ「消えろ…。」

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そのまた次の日

ヨナ「さっ！A！テテくん！パフェ食べて帰ろうか！」

「わぁ！！パフェ大好き行こ行こ！」

テテ「俺はパス…。じゃ…。」

彼は左の手のひらを私たちに見せて帰ろうとしたところをヨナが呼び止めた。

ヨナ「チョーっと待った！！」

テテ「なに？」

ヨナ「一緒に帰ろうよー！！」

テテ「無理、俺人アレルギーだから」

ヨナ「いや、そんなアレルギー無いし！(多分…。)」

テテ「ハークション」

ヨナ「ちょっとめっちゃ演技っぽいくしゃみ辞めてよ！」

彼女達はこれをいつまでも続いたのは昔の話。ホントに、ホントに長かった。