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あの合コン以降、私にイケメンの彼氏がいると噂になってしまった
友人からは質問攻め。周りの目がとてつもなく痛い...

これで迎えにくるもんだから、ますます信憑性が高まってしまった




「....萩原さんはどう思いますか?」

「噂?」

「はい...」

「良いんじゃないの〜?良い虫除けだし」

「虫除け...?」

「そーそ。虫除け」




ニッと笑いながらこちらを見る
私はどんな意味かは分からないけど、萩原さんが良いなら良いか

少し寄り道と言われ、警視庁に連れてこられた
あまり良い思い出はないが車を降りて一緒に中に入る

ロビーで待っていたが、10分経っても戻ってこない
しかもお手洗いに行きたくなってきた....

トイレを探しにロビーから離れる




「まぁ、迷子になるよね...」




今が何階かもわからない
警視庁って、迷路かなんかなの....?

とりあえず歩き回るが一向に戻れる気がしない





「ぐぇっ!」

「わっ!君、大丈夫?」




曲がり角で誰かとぶつかった
顔を上げてみれば、吊り目で顎髭が特徴的な人




「それより君。何でこんなところにいるの?」

「付き添いで来たんですけど迷子になってしまって...」

「よければ案内するよ」

「では、ロビーに戻りたいです」

「了解!」




ぶつかったお兄さんは“諸伏景光”と言うらしい





「ところで君は何で警視庁なんかに?」

「今日は付き添いできました」

「名前聞いても?」

「萩原研二さんです」

「萩原の...?」

「知り合いなんですか?」

「前にちょっとね...あ、ここ真っ直ぐ行ったらロビーだよ」

「ありがとうございました」

「どういたしまして!それと、俺と会った事内緒にしてね?」

「...?わかりました」




ロビーに戻れば萩原さんが少し心配そうな顔をしていた
迷子になっていたと説明をする

少し怒られたが仕方ない。迷子になっちゃったんだから
松田さんと合流をして家に帰る




「そう言えばA。お前迷子になったって言ってたよな?どうやってロビーまで戻ってきたんだ?」

「それは秘密です」

「えぇ〜?なにそれ〜!」

「秘密なものは秘密です」




この後現役警察官による圧の強い事情聴取をされたのは聞くまでもない

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設定タグ:名探偵コナン , 萩原研二 , 松田陣平   
作品ジャンル:恋愛
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ぴく(プロフ) - ユナさん» 初めまして。コメントありがとうございます!応援ありがとうございます!;;ほんとですね、、、!ご指摘ありがとうございます、、、、! (2022年5月15日 17時) (レス) id: 6782217fe4 (このIDを非表示/違反報告)
ユナ(プロフ) - 初めましてユナと申します!小説を読まさせてもらいました。とても良かったです!!これからも頑張って下さい♪ あと所々警察庁でしたが警視庁ではないでしょうか? (2022年5月15日 14時) (レス) @page16 id: 2353c44e43 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぴく | 作成日時:2022年5月14日 16時

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