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「おぉ〜遊園地...!」




何年ぶりに来れた気がする。
ちっちゃい頃に薄らと家族と来た事があるが、“来た”と言うだけの思い出

どんな風に楽しかったかなんて覚えていない




「来た事ねぇのか?」

「一応ありますけど、ちっちゃい頃なので」

「どれから行きたい?Aちゃん」

「ジェットコースターから...!」




ジェットコースターに乗って、ポップコーンを食べて、
レストランでお昼ご飯をして、気づけば夕方だった

ぶらぶら歩いていれば、ふと目に入った大きな観覧車
あの時の観覧車とは違う




「なにAちゃん乗りたいの?観覧車」

「え、う〜ん...」

「怖いのか?」

「少し...」

「大丈夫。俺たちがいるから...乗ろ?」




そう言って、私の手を掴み走り出す
勢いに任せて観覧車に乗るのは良いが、心臓がうるさい

足元に目線を下げ、手元を見れば少し震えていた
落ち着けと念じても落ち着けない。冷や汗が出る

そんな時私の手に二人の手が重なる




「大丈夫だよAちゃん」

「落ち着け。今は俺達がいる」

「....松田さん、萩原さん」

「ほら、窓の外見てみな?」




言われるがまま視線を上げて窓の外を見る

一面に広がるのは夕焼けの綺麗な街並みだった
私の住んでいる街はこんなにも綺麗だったのか...




「ぅわぁ....」

「どう?平気でしょ?」

「はい...!とても綺麗です...!」

「ちったぁ元気になったか?」

「ありがとうございます...!」




多分私はこの景色を一生忘れないと思う

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設定タグ:名探偵コナン , 萩原研二 , 松田陣平   
作品ジャンル:恋愛
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ぴく(プロフ) - ユナさん» 初めまして。コメントありがとうございます!応援ありがとうございます!;;ほんとですね、、、!ご指摘ありがとうございます、、、、! (2022年5月15日 17時) (レス) id: 6782217fe4 (このIDを非表示/違反報告)
ユナ(プロフ) - 初めましてユナと申します!小説を読まさせてもらいました。とても良かったです!!これからも頑張って下さい♪ あと所々警察庁でしたが警視庁ではないでしょうか? (2022年5月15日 14時) (レス) @page16 id: 2353c44e43 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぴく | 作成日時:2022年5月14日 16時

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