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あの一件から、顔を見られていたところ、身元がバレたことが判明して引っ越しをして、護衛も厳重になった
「前より息苦しさを感じます...」
「例えば?」
「...個人の時間がない」
「仕方ねぇだろ。あんな事があったんだからよぉ」
「わかってはいますが...」
うぅ〜っと悶える私を見て呆れたのか、二人はため息を付き顔を合わせた
「じゃあ、出かける?」
「!!どこにですか!」
「遊園地」
「.....あんな事があったのにですか?」
「まぁまぁ!今度は俺達と一緒だしさ!」
「萩原さんが言うなら」
「んじゃ、行くぞ。準備しろ」
「はーい」
萩原さんに買ってもらった赤のフレアスカートを履いて、いつも通りメガネをかける
“お待たせしました”と部屋から出れば、凄い顔でこちらを見てきた
「お前、メガネ外せ」
「え、嫌です」
「外した方がいい。絶対。それかじんぺーちゃんのグラサンしな」
「どっちも嫌だ」
「だったら力づくだなぁ?」
「そうだねじんぺーちゃん」
背後に回り込み腕をがっちり掴まれて、逃げられない
“嫌だ”“やめろ”“離せ”と連呼をするがあっけなくメガネを取られた
「酷い....こんなのあんまりだ」
「やっぱりAちゃんはメガネ無い方が可愛いよ!」
「お世辞はいりません」
「その目の色、日差しキツかったらこれしてろ」
渡されたのは松田さんのサブのグラサン
「なんだかんだ言って、松田さんって良い人ですよね
口は悪いですけど」
「一言余計だ」
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ぴく(プロフ) - ユナさん» 初めまして。コメントありがとうございます!応援ありがとうございます!;;ほんとですね、、、!ご指摘ありがとうございます、、、、! (2022年5月15日 17時) (レス) id: 6782217fe4 (このIDを非表示/違反報告)
ユナ(プロフ) - 初めましてユナと申します!小説を読まさせてもらいました。とても良かったです!!これからも頑張って下さい♪ あと所々警察庁でしたが警視庁ではないでしょうか? (2022年5月15日 14時) (レス) @page16 id: 2353c44e43 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぴく | 作成日時:2022年5月14日 16時