目には目を…【黄】 ページ18
・
リリア先生が連れて来たのは
恐らく諸悪の根源である人物…
『檜山さん、待ってたよ？』
エ「なっ…なによ！こんなところに連れて来て
私は何も関係ないじゃない！！」
『この野蛮人どものこと知らないの？』
エ「知らないわよ！！」
『本当に？』
エ「私は関係ないわ！！貴方…私にこんなことして
許されると思ってるの？！」
『ふーん…』
何かを企むような怪しい笑み…
きっとAちゃんはこうなることも
わかってただろう。すぐに認めるような相手じゃない
そんなことはわかってるはずだ。
『この1週間大変だったなー…
ほら、これ見てよ』
そう言ってバッグから一枚の写真を取り出した。
エ「なっ…！！」
『高校生がClubなんか行っていいの？
……あらやだ！！ここに写ってる男の人…
今そこで桐華に顔面リフォーム施された人だ！
あれれ？エリナちゃん知らないんじゃないの？』
エ「たっ…たまたまその日初めて会っただけよ！」
『そういえば、そこのClubってね
私のオトモダチが常連さんなんだけど
たまたまね？たまたまだよ？
動画にエリナちゃんが映ってたみたいで〜』
エ《金曜だからね…私には劣るけど
まぁ、やるには丁度いい女用意しておくから》
『わぁー！これ何？やるには丁度いいって
……まさか、珠奈のこと…じゃないわよね？』
急に変わった声のトーンにその場が静まり返った。
『しらばっくれんなよ…
てめぇに逃げ道なんかねーから。
それを潰すために私がどれだけ努力したか
アンタにわかる？』
エ「っっ！！」
『本当はこんな風に周りくどくて
いかにもクズがやりそうな事したくなかったけど…
まぁ、ね？よく言うじゃない
目には目を、歯には歯を…ってね。
だから、クズにはクズらしい潰し方をするのが
礼儀なのかな？って思って』
珠「……仕事じゃ…なかったの？」
『私が今までずっと守って来たものを汚そうとしてる
最低な奴が居るのをわかってて
呑気に仕事なんかできる？』
珠「気づいてたの…？」
『気づいてた。でも、私が割って入ったところで
この出来の悪い愚民はしらばっくれるだけ。
ちゃんとした証拠を準備する時間が欲しかった。』
本格的にこの子…高校生なのかな？と
疑いたくなった…。
エ「エリナのパパは政治家よ？
アンタなんか簡単に潰せるんだから！！」
『政治家だから的がデカくてやりやすかったよ？』
エ「え…」
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 444人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「すとぷり」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ru(プロフ) - トラブルメーカーのパスっていくつですか? (3月3日 22時) (
レス) id: 70aa375916 (このIDを非表示/違反報告)
瀬奈(プロフ) - 推しが尊い国民☆さん» 嬉しいお言葉ありがとうございます！また少しずつですが更新頑張れるようお話を考えます！ (12月5日 10時) (レス) id: 8ccc7cd2bf (このIDを非表示/違反報告)
瀬奈(プロフ) - ひよりさん» ありがとうございます！長らく放置してしまいましたが少しずつ頑張ります！ (12月5日 10時) (レス) id: 8ccc7cd2bf (このIDを非表示/違反報告)
瀬奈(プロフ) - ぱんけーき。さん» ありがとうございます！2年間も放置してしまい申し訳ありません。少しずつですが、更新できるよう頑張ります！ (12月5日 10時) (レス) id: 8ccc7cd2bf (このIDを非表示/違反報告)
瀬奈(プロフ) - しらたまくん。さん» ありがとうございます！長らく放置してしまい申し訳ありません… (12月5日 10時) (レス) id: 8ccc7cd2bf (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：瀬奈 | 作成日時：2020年12月6日 23時
