No.44 ページ46
貴女「………おはよ」
コアラ「何でサボ君抱きついてんの!!」怒
サボ「いいだろ別にィ〜〜コアラのAじゃねェし……」
貴女「……飯食えよ、飯」
サボ「おう」
そして、前と同じで私の右にサボ、左にコアラが座った。
コアラ「何で今日はサボ君早いの？」
サボ「だって…明日にはAがパートナーになってくれるんだろ？」
は？
貴女「いや、言ってないし」
サボ「でも今日で１週間」
貴女「１週間経ったらなるって言った訳じゃないけど…
それでサボの気持ちが変わってなかったら、って話で…」
サボ「変わってねェ」
貴女「つか、何で私？私なんか会ったばっかなのにさ…」
サボ「えー…うーん……こいつだー！って思ったから」
貴女「ようは勘？」
なんてテキトーな…
サボ「ん〜〜……でも実際、Aも好戦的で強いし、気ィ合いそうだし、怪我したら心配してくれるし………なんか、いーなあって…」
アイ「おうおう、ナンパか？サボ」
サボ「ち、違ェよ!!」
貴女「まァ、心配はしたけど…」
コアラ「でもA、船に戻った時すごい焦ってたって聞いたよ？すごい叫んでたって…」
貴女「あー…私も正直あんま覚えてないんだよな…。『サボを助けなきゃ』の一心だったし」
サボ「え」
コアラ「帰ってきてからも、『心ここに在らず』って感じだったもんね」
貴女「おう、だって心配で心配でさー」笑
サボ「っ……」
貴女「ん？どうしたサボ、真っ赤だけど？」
サボ「言うなっ！つーか見るなっ!!///」
手で顔を覆って隠していた。
貴女「………おう」
───
─
貴女「ナニコレ」
ジュア「服!!」
貴女「知ってる」
コアラ「スカートだよ？」
貴女「うん、知ってる」
朝飯食い終わると、何故かジュアの部屋に押し込められ、服が変わってしまった。
肩出しのTシャツ、フレアのミニスカート……
コアラ「今日はほら、Aもケガで寝込んでて起きたばっかだから休みじゃん？だから、可愛い格好させたいなーみたいな？」
貴女「…ま、いいけどよ」
コアラもミニスカートだし(コアラは毎日)。
別に恥ずかしくはないけど、こんな女らしい格好あんましないからなァ……。
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作者名：シルネ | 作成日時：2018年7月26日 15時
