No.42 ページ44
ジュア「A〜〜起きたのね〜〜!!!」涙
ｷﾞｭ〜〜
コアラ「心配したんだから〜〜!!!」涙
ｷﾞｭ〜〜
貴女「ご…め、ん……？つか、苦しィ…」
コアラ・ジュア「あ、ごめんっ」
ﾊﾟｯ
一旦落ち着き、座る。
貴女「一体何事…？私が来ただけで食堂騒がしくなるし…アイザックさんは驚いてたし…お前らは抱きついてくるし…」
コアラ「何言ってるのっ!!」
ジュア「A２日も寝てたんだよっ!?」
貴女「へぇ、マジか…」
アイ「はいお待ち」
貴女「ありがと〜〜
あ、ちょっと今回だけ我儘聞いてくれません？」
アイ「おうもちろんだ!!」
貴女「サボって大量に食べるんですよね？」
アイ「おう」
貴女「ならすみませんけど、それよりちょい少な目の量、作ってくれませんか？」
コアラ「え、本気？」
ジュア「ええ…？」
凄い慌ててる。(笑)
うん。食料食い尽くしてる用なモンだし、悪いとは思ってるんだけどね…
アイ「お、おう……ちょっと待ってな」
貴女「はーい」
それまで、さっき持ってきてもらったものを食べていた。
───
─
アイ「Aちゃん……本当に食えるのか？」
貴女「大丈夫でーす」
ﾓｸﾞﾓｸﾞ
ばくばく
ｼｭﾙｼｭﾙ…
コアラ・ジュア・アイ「…………」汗
周りの人が驚いてるけど気にしない。
貴女「うっま〜〜♡」
もくもぐ…
コアラ「Aちゃんって……」
ジュア「実は、結構食べるんだね……」
アイ「しかもサボ並みに……」
貴女「ごちそーさまでした
アイザックさん、すごい美味しかったです」
アイ「そうか。まァ、美味しく食べてくれるならそれでいいよ」
貴女「はい？…あ、これ金とか払った方がいい？」
アイ「いいいい。どうせサボもそれくらい食べるしな」
コアラ「サボ君より全然礼儀正しくて行儀良いけど…」
サボ…サボか。
貴女「そう言えば、サボは起きた？」
ジュア「……ううん、それが…まだで」
貴女「そっか……場所教えて。行ってくる」
───
─
サボがいたのは、私がいた医務室の隣の医務室。
私は、ベッドの横の椅子に座る。
貴女「まだ寝てるんだから…私より寝てるってことだよなぁ…」
ﾄﾞｻ…
上半身をベッドに倒す。
.
──『Aっ!!』
.
何で……庇ってくれたんだろ…
私が、ぼーっとしてたから…？
仲間だから…？
女だから…？
貴女「もう……大切な人を失うのは、嫌だ………」
.
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作者名：シルネ | 作成日時：2018年7月26日 15時
