No.26 ページ28
？「はじめまして〜！ウチはジュア！よろしくね」
貴女「よろしく、ジュア!!」
ジュア「呼び名はAでいーい？」
貴女「いいよ〜！」
コアラ「あ、じゃあ私もAでいい？」
貴女「どーぞ！」
女友達たくさんできて嬉しいよ、ホント。
コアラ「ちなみにAはいくつなの？」
貴女「18だ」
コアラ「やっぱり同じくらいだね！私は19」
ジュア「私は17よ〜〜
ちなみに好きな事はコイバナ!!」
貴女「こいばな…？」
ジュア「恋の話のこと!!」
貴女「ああ、なるほど」
そんな言い方あるんだ……
コアラ「ん〜…したことない？」
貴女「一回くらいしかないな」
コアラ「そっか〜」
ジュア「ねえねえ、Aは好きな人いないの？」
ｽﾞｲｯ
貴女「近いよジュア〜」笑
好きな人ね…
貴女「いないよ」
ジュア「本当に〜〜」ﾆﾔﾆﾔ
貴女「…本当にいないし、つくる気もない」
コアラ「A……？」
ジュア「でもでも〜〜Aってモテるでしょ？絶対」
貴女「興味ねーよ
私はもう決めたから。恋愛なんて、もうしないって」
コアラ・ジュア「………」
コアラ「あ、ねえA！そのゴーグルさ」
貴女「これ…？」
私はゴーグルを外す。
コアラ「同じのしてる人、革命軍にいるんだよね」
……!!
貴女「……まァ、シャボンディで買ったやつだし…」
コアラ「その彼、事故で革命軍に来たらしいんだけどね、そのゴーグル、大怪我負って倒れてたのにその間もずっと掴んでて今でもしてるんだって」
貴女「へえー…」
────
──
コアラ「A〜〜!!」
貴女「ん？おはよ、コアラ」
コアラ「おはよ!!着いたよ!!来てきて!!」
貴女「う、うん」苦笑
外に出ると、そこは白土の島だった。
貴女「うわ〜〜……」
ここが『バルティゴ』…
建物がいくつかある、白い砂の砂漠。
外からは簡単には見つからないらしい。
綺麗なとこ……
ジュア「A、ドラゴンさんに挨拶行ってきなよ！」
貴女「え!?あ、うん」
入ってすぐに会えるもんなのか…？
コアラ「ドラゴンさんが会いたがってるの。案内するよ！」
貴女「ありがと」
───
─
廊下を歩いていると、いろんな人から見られた。
コアラはすれ違う人達に挨拶をしていた。
私もお辞儀くらいはしといたけど。
ｺﾝｺﾝ
コアラ「コアラです」
？「入れ」
ｶﾞﾁｬ
コアラ「失礼します」
貴女「失礼…します」
.
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作者名：シルネ | 作成日時：2018年7月26日 15時
