No.20 ページ22
レイ「Aは質がいい……覇王色と見聞色は使えている
その二つを鍛え、武装色を覚えるのに２年もあれば完璧だろう」
貴女「なら私は半年で覚えて１年で完璧にしますよ」ﾆﾔﾘ
レイ「ほお…!!それは楽しみだ」
シャ(シャッキー)「あら」
貴女「レイさん、シャッキーさん、改めて
迷惑かけると思いますが、これからよろしくお願いします!!」
レイ／シャ「ああ／ええ」
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.
NO side
時は戻り、ある組織の話。
？1「あ！どうだった？アロガンの件」
キャスケット帽を被った18ほどの女が、同い年くらいの男に話しかけた。
？2「ああ…倒す前に倒された」
？1「え!?誰に!?」
？2「おれらと同年代くらいのコだよ」
？1「ええ!?」
？2「そのコは不法入国として捕まり、同じ牢に投獄されてた人達の錠を壊した後全員を脱獄させたんだ」
？1「えええ!?それって、本当は君の役目だったよね!?」
？2「おう。する前にされたんだ、しょうがないだろ」
？1「…まあ、あの人は助けられれば何でもいいって言うと思うよ？」
？2「そうだろうな」
？3「どんな奴だった？」
そこに、これまた同年代の金髪の男も現れた。
？2「うお!?急に出んなよ…
写真ならあるぜ」
？3「マジで？全員の手錠と牢を壊してアロガン潰すなんて一体どんな屈強な男……」
？1「…じゃ、ない!?
え？え!?私達と大して歳変わらなそうな女の子じゃん!!」
？2「そうなんだよ」
？3「うわ、美人だな〜」
男が見せた写真は、青いベレー帽を被った銀髪の女──つまりAが、机に足を組んで座って電伝虫を使って話している写真だった。
？3「よく正面から撮れたな…」
？2「電話中のこのコを、ドアがあったとこで隠れて撮ったからな」
？1「キモ…」引
？2「おい!!」
？1「わかってるって」笑
？2「ちなみにあの島から出る際、波を操ってるっぽかった。何らかの能力者かもな」
？3「何にしろ、もし仲間にすりゃ大きな戦力にはなるだろうな……」
？1「ボスに報告しよ!!」
？2「おう！」
二人は部屋から出ていったが、金髪の男はその写真をじっと見ていた。
？3「(どっかで、見たことがある気がする……
どこなんだ…？思い出せねェ…!!)」
ｽﾞｷﾝｽﾞｷﾝ
その男は、写真の女を見ていると頭に靄がかかったような感覚になった。
？1「おーい？何してるのー？早く〜」
？3「お、おう」
そして、その男もその部屋から出ていったのだった。
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作者名：シルネ | 作成日時：2018年7月26日 15時
