No.9 ページ11
ｶﾗﾝｯ
貴女「おじさーん、もう一杯！」
「はいよっ！」
エース・デュ「……………」
貴女「ん？どうした？二人共」
エース「お前……いつにも変わらず……。飲み過ぎだろ……」
デュ「どんだけ酒強いんだ……」
貴女「あァ……前に飲んだ時、結構いけたんだよね」
シクシス島から脱出して、私はコンパスと地図を便りにエースに指示を出した。
そして進んでいくと島が見え、その島の酒場で、現在飲んでいる。
デュ「ザルか」
貴女「やったね」
デュ「何が」
貴女「色々」
聞き込みとかも、相手が酔ってる方がやりやすいと思うしね。
「はい、お待たせ!!」
ﾄﾞﾝｯ
貴女「どーも！」
ｺﾞｸｺﾞｸｺﾞｸ……
デュ「見てるだけで気持ち悪ィ……」
貴女「知らねェし」
ｶﾗﾝｯ
エース「すでに飲み終わってるしよ……」
あんま飲むと体に悪いって？
…ま、大丈夫でしょ。
デュ「…で、これからどうすんだ？」
エース「そうだなァ……やっぱ、まずは仲間集めだな!!“偉大なる航路(グランドライン)”に近づきながら、集めていこう!!」
貴女「…あ、そうだ。私、ここで別れるから」
エース・デュ「……は!?」
貴女「いやそうだろ。私、『しばらくエースと居る』って言っただけだし」
エース「それもそうだったな!!お前にはお前の夢があるからな！」
貴女「うん
おじさん、ごちそうさま。代金これで足りる？」
「ん？ああ」
貴女「お釣りはいらない。とっといて」
そして二人を引き連れて、宿へ向かった。
デュ「何で、んな金を持ってんだよ…」
貴女「前に喧嘩売ってきた賞金首ぶっ潰してな」
船に積んでたのは海に沈んじゃったけど、一応いくらかはウエストポーチに入れてたからね。
デュ「うわ……お前らに喧嘩売るとか………そいつが可哀想に思えてくる」
貴女「何でよ」笑
ちなみにエースは、もうすでに寝た。
────
──
貴女「んーと、後は……」
デュ「お前、どんだけ買うんだよ……」
エース「おれらは荷物持ちか」
貴女「そう」
水に食料、服にリュック!!
などなど…
貴女「うん、これで終わり。付き合ってくれてありがとな」
それらを全て、少し大きめのリュックに詰め込む。
水も、一応ね。
自分の作った水飲むのもなんか嫌だしなー。
貴女「二人は、まだここにいるんだろ？」
エース「おう」
貴女「そっか
私は、明日の朝に出発するから」
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 168人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：シルネ | 作成日時：2018年7月26日 15時
