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この野郎…黙ってれば好き放題言いやがって
「テメェ…」
「発言には気をつけろ。君のような猿は、私の世界にいらないんだから」
思わず手に力が入る。今すぐぶん殴ってあげたいところだが、コイツは慎重に行くべきだ。感情に任せてはいけない。
でも私の友達の真希を悪く言うのは…どうもいけすかない。
一言言ってやろうと口を開くより先に乙骨くんが言葉を発した。
「ごめんなさい。夏油さんが言っていることはまだよくわかりません…。けど、友達を侮辱する人の手伝いは僕にはできない!」
よく言った乙骨くん!!
「…一体どういうつもりでここに来た」
五条先生が冷ややかな目つきで夏油傑を見る。
しかし、そんなことも何事も気にしていないかのように夏油は微笑んだかと思えば、大きな声を発した。
「お集まりの皆々様!耳の穴かっぽじってよーく聞いていただこう!
来たる12月24日、日没と同時に、我々は百鬼夜行を行う!!場所は呪いの坩堝、東京 新宿。
呪術の聖地、京都。各地に千の呪いを放つ。下す命令は勿論、“鏖殺”だ。
地獄絵図を描きたくなければ、死力を尽くして止めに来い。」
そう大声で告げた後、私の方を見てニヤリとする。
「思う存分、呪い合おうじゃないか」
今にも戦闘が始まりそうな感じの中、女の子が雰囲気を壊すかのようにお店しまっちゃう〜!!と叫んだ。
夏油 傑によると竹下通りにあるクレープ屋に行って食べたいのだという。こんなときに何を約束しているんだか…。でもあそこのクレープ美味しいぞ。飛ぶぞ。
「このまま行かせるとでも?」
「やめとけよ。私のかわいい生徒が私の間合いだよ」
そう言った後、数多くの呪霊が現れたかと思えば、最後に“また”私の方を見てほほ笑んだ
「……それでは皆さん戦場で」
そう言って夏油 傑は去って行った。
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ほしの。(プロフ) - シズ様 ありがとうございます!そう言っていただけてとてもとても嬉しいです…!ただいまテスト期間で死にそうでしたが、元気出ました!感謝です。。今後ともどうぞ、よろしくお願いします! (2022年10月20日 19時) (レス) id: 124138e0c0 (このIDを非表示/違反報告)
シズ(プロフ) - テスト頑張ってくださ〜い!主さんの作品めちゃくちゃ好きやから更新めちゃくちゃ待ち遠しいんよ! (2022年10月10日 8時) (レス) @page46 id: ce3f4b3801 (このIDを非表示/違反報告)
ほしの。(プロフ) - MEGUMI様 私もそのシーン拝見しました!めちゃめちゃかっこいいですよね!まじでわかります♡更新頑張ります! (2022年8月21日 11時) (レス) @page45 id: f3340582e1 (このIDを非表示/違反報告)
MEGUMI(プロフ) - 有難うございます!!初めて呪術廻戦見た時にさとるんの虚式「茈」を打つ瞬間めっちゃカッコ良くって惚れちゃいました♡更新頑張ってくださ〜い!! (2022年8月20日 16時) (レス) id: 835a7597df (このIDを非表示/違反報告)
ほしの。(プロフ) - MEGUMI様 初めまして!初めから読んでくださり有難うございます!落ちはできれば全員書ければな、と思っているので五条先生も書く予定です!五条先生推し!という方が沢山いらっしゃるので五条先生多めで書くかもです!これからも作品をよろしくお願いします! (2022年8月20日 11時) (レス) id: f3340582e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ほしの。 | 作成日時:2022年4月17日 12時