検索窓
今日:18 hit、昨日:141 hit、合計:26,778 hit

余韻4 ページ50

テロ…?

そんなわけない。
だってあの時…

「そうそう、駅に爆弾が仕掛けられたって。」

爆発?あれが?

「威力がすごくて骨も残らなかったんだよね。」

ただの爆発であんな人が目の前から消えるみたいに死ぬわけない。

「爆風でみんなバラバラになったらしいよ。」

違う。あれはもっと圧力みたいなのが…











「あの周辺にいた人は誰1人生き残らなかったんだっけ。」








凄まじい勢いで回転していた脳は、熱を持ち巡らせた考えを停止させる。Aは末梢から熱を奪われていくようだった。





じゃあ、私は何なの…?


Aは片手で目元を押さえた。ズキズキ遠くから響くような頭痛で目の奥が熱くなる。


「大丈夫だよ。A。他にも親が巻き込まれて、とかストレスで話せなくなっちゃったりとかさ。Aだけじゃないから。大丈夫だよ。」


「そうだよ、学校だってまた通って。私たちがいるから。」


彼女達は優しい声で、Aを説得するように話す。恐る恐るAの手を握るが、その手は恐ろしいほどに冷たく青白い。






しかし,その声はもはやAには届かず、Aは殴られたかのような頭痛の中意識を失った。

この小説の続きへ→←余韻3



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.1/10 (38 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
65人がお気に入り
設定タグ:呪術廻戦 , 五条悟   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ゆうき(プロフ) - 時さん» すごく嬉しいです。ありがとうございます。時さんも更新頑張ってください。いつでもコメント欄いらっしゃってくださいね。 (2021年8月6日 11時) (レス) id: 67d009fa41 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - コメント失礼します!最初で一気に惹かれました!続きを楽しみにしています!無理せず更新頑張ってくださいね! (2021年8月6日 11時) (レス) id: 65803b71a1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうき(プロフ) - ラリマさん» コメントありがとうございます。凄く嬉しいです。優しいお言葉感謝します。ラリマさんも体調にはくれぐれもお気をつけくださいね。作品の方にもお邪魔させていただきます(p_-) (2021年8月6日 0時) (レス) id: 67d009fa41 (このIDを非表示/違反報告)
ラリマ(プロフ) - コメント失礼します! 続きがすごく楽しみです!これからも体調に気をつけて更新頑張ってください!!! (2021年8月6日 0時) (レス) id: 3c461fe813 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ゆうき | 作成日時:2021年8月3日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。