順応3 ページ12
「って来てみたは良いけど…
室内に入っちゃったら見えねーじゃんか。」
「るっさいわねー。出てくるかもしれないでしょーが!」
先生が医務室に入っていくなり、2人が騒ぎ出した。
バレたらすごくめんどくさそうだし、本当に早く帰りたい。
医務室ってことは家入さんかもしれないし、誰か匿ってるのかもしれないし、まあ、自分たちが関わるようなことでもないだろうと思った。
「なぁ、もういいだろ。そろそろ…
「あれー?3人ともなにしてんのこんなとこで。」
「っ!!?」
痺れを切らした俺が、帰るように促そうとした瞬間、背後から聞きなれた声がした。
全員目を見開いて信じられないといった顔で俺の背後を凝視している。
「ま、ついてきてんのは分かってたんだけどさ。
ちょうどいいから中入んなよ。」
怒ってるわけではないようだ。
いつのまに出てきたかもわからない五条先生が、虎杖と俺の肩を掴んで部屋に入るよう催促した。
釘崎も尾行がバレてしまって不服そうにしているが、先生の指示に従い医務室へと入った。
渋々入室すると、そこにはベッドの上で、先生が買ってきたであろうタピオカを美味しそうに楽しむ女性がいた。
年齢は俺たちくらいだろう。
ここで、先生がどういう意図で俺たちをここに誘導してきたのか納得することになる。
「さあ、みんな紹介するよー!
今度の新入生だよ。」
65人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆうき(プロフ) - 時さん» すごく嬉しいです。ありがとうございます。時さんも更新頑張ってください。いつでもコメント欄いらっしゃってくださいね。 (2021年8月6日 11時) (レス) id: 67d009fa41 (このIDを非表示/違反報告)
時(プロフ) - コメント失礼します!最初で一気に惹かれました!続きを楽しみにしています!無理せず更新頑張ってくださいね! (2021年8月6日 11時) (レス) id: 65803b71a1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうき(プロフ) - ラリマさん» コメントありがとうございます。凄く嬉しいです。優しいお言葉感謝します。ラリマさんも体調にはくれぐれもお気をつけくださいね。作品の方にもお邪魔させていただきます(p_-) (2021年8月6日 0時) (レス) id: 67d009fa41 (このIDを非表示/違反報告)
ラリマ(プロフ) - コメント失礼します! 続きがすごく楽しみです!これからも体調に気をつけて更新頑張ってください!!! (2021年8月6日 0時) (レス) id: 3c461fe813 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ゆうき | 作成日時:2021年8月3日 22時