佐 藤 さ ん は 五 条 さ ん【呪術廻戦】

佐藤さんは五条さん【１】 ページ17

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平日の業務終了後。
学校から借りている車が車検の為、久しぶりに電車に揺られる。

その間に明日の予定表だったり、朝メモしてきた冷蔵庫の中に入っている食材だったり、五条悟の任務についてだったりを確認していると、不意に空いていた隣の席に誰かが座った。


それは別にいい。気にしない。
だが、その人から、常人は感じることの出来ないであろう負の感情がダダ漏れなのが問題である。


スマホをいじっているフリをして隣人を盗み見ると、彼は服のフードを被った状態で背もたれに寄りかかっていた。



『(……呪詛師、では無さそうだけど)』




一応全国にいる術師の八割の顔と名前がインプットされている私が見ても、こんな風貌の人は見たことがない。
東京に来る、なんて情報も入ってきてないし、普通の人間か。


そう結論付けで先程の作業を再開する私を、隣人が悪い笑みを浮かべて眺めていたなんて全くわからなかった。






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作者「結婚生活にもシリアス展開必要だろ」

ということでいきなりぶっ込みます。
今まで作っても非公開にしていましたが、このお話は作ったら直ぐに公開するようにしますね。

ほのぼの話と区別をつけるために、話名のところを全角の数字表記にしました。



さぁどうなることやら。

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