悪魔【7】 ページ8
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『もしかしてですけど、五条さん私を男か何かだと思ってません？』
「失礼な。いくら僕でも性別の判断は出来るよ。それに、普通に西園は特別」
この人、こういう所。
自分の顔の良さを誰よりも知ってるから平気でこういうこと言えるし、簡単に女性を自分に落とせる。
特別な人だけに甘い言葉を囁いて誘えばいいものを、何故そうやって、なんとも思ってないやつに言うんだ。
本命以外の振り向いてもらったって、意味無いのに。
私は、メロンソーダを持ってきた暖炉の店員さんに加えて注文をする五条さんの姿を眺めながら、密かにため息をついた。
「西園」
『はい』
「ん」
『あぁ、乾杯』
ガラスのコップ同士がぶつかり合ってカチンッと軽い音を鳴らす。
「はー、やっぱ飲むならノンアルコールに限るね。無理してアルコールを摂取しようとする奴等の思考が理解できない」
『珈琲に死ぬほど砂糖を入れるのも個人的には理解し難い……』
「あれはれっきとした糖分補給方法だ」
珈琲はブラック派の七海さん曰く｢死の珈琲｣。全世界共通の苦い飲み物は、五条さんの手によって甘ったるい飲み物に変化してしまう。
最強だけど、それ故に癖が強い。
それが五条悟。
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すおりん - はい、もう……好きです 更新頑張ってください！応援してます (2020年4月3日 9時) (
レス) id: 84d164d6bd (このIDを非表示/違反報告)
その(プロフ) - 新作待ってました！nakiさんが書く先生かっこよすぎて推せます！大好きです！ (2020年3月28日 14時) (レス) id: 200233cfbd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：-naki-
| 作成日時：2020年3月28日 8時
