悪魔【16】 ページ17
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それから硝子さんと少しだけ話してから、各々の仕事に取り掛かる。
硝子さんは五条さんに次いで少しだけサボり癖があるけれど、誰かに仕事を押し付けたりしないから五条さんよりもマシ。
「A」
『はい』
「これ10枚コピーよろしく」
硝子さんから書類を貰って私の近くに置いてあるコピー機にそれを通している間、ブラック珈琲をひと口啜る。
「うげ、それブラック？」
『はい。眠気覚め………え？』
「やっほ西園。あと硝子も」
「悟。私はついでか」
突然現れた五条さんに、喉を通るはずだった珈琲が変なところに入りゲホッと咳き込むと、「大丈夫？」と言いながら五条さんが私の背中を撫でた。
頼むから触らないでくれ、とは善良な行為の前で言えず、ゴホゲホと気道を確保するのに必死になる。
『なっんて、ゲホッ五条さんが？』
「なんでって、西園に会う為」
『……はぁ？』
「いいねぇその顔！嫌いじゃない」
コイツ頭おかしいのかな。
思い切り眉間にシワ寄せたはずなんだけど。
「Aはそこら辺の女と違って僕に媚びを売らないから好きだよ。」
『へーそなんですかー』
「あ、もしかして昨日のアレ冗談だと思ってる？残念本気だよ。」
『本当に残念です』
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すおりん - はい、もう……好きです 更新頑張ってください！応援してます (2020年4月3日 9時) (
レス) id: 84d164d6bd (このIDを非表示/違反報告)
その(プロフ) - 新作待ってました！nakiさんが書く先生かっこよすぎて推せます！大好きです！ (2020年3月28日 14時) (レス) id: 200233cfbd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：-naki-
| 作成日時：2020年3月28日 8時
