六話 ページ8
「ハイ、じゃあここの問題わかるやつ〜」
「おらエヴィバディヘンズアップ
盛り上がれーーー!!!」
······面白くない
普通すぎる
――――――
そして午後
「わーたーしーがー！！
普通にドアから来た！！！」
「誰？あれ
そんなに有名なの？」
「え！？お前ここに何しに来たんだよ!?」
何ってあなたたちの護衛ですけどー
まあ、さすがにそれは言えないから黙って聞いてるんだけど
「オールマイトだぞ」
「ああ、あれがオールマイトか」
幼少期のとき嫌というほど聞かされてたよ
でも、あんな感じだったっけ？
オールマイトって………
「ヒーロー基礎学、ヒーローの素地を作る為
様々な訓練を行う科目だ！
早速だが、今日はコレ、
戦闘訓練
そして、そいつに伴ってこちら
入学前に送ってもらった
＜個性届＞と＜要望＞に
沿ってあつらえたコスチューム！
着替えたら順次グラウンド・βに
集まるんだ！
恰好から入るってのも
大切なことだぜ、
少年少女」
「自覚するんだ、今日から自分はヒーローなんだと」
いや、まだヒーローにもなれねえだろ
実力もまだ低すぎるし……
私どうしようかなー
…正直、やりたくない
「せんせー、私体調が少し優れないので見学しまーす」
「大丈夫かい？
保健室に行って休んでおくかい？」
「いや、大丈夫です
少し休んだら治ると思うんで。
それに見るのも経験になりますから」
「そうか。
でも、無理はするなよ少女」
仮病だよ、ばーか
でも、私、あいつ、オールマイトに会ったことある気がするんだよねぇ………
しかも奴じゃなかった気がするんだけど、、、
まあいいや
そのうちきっとわかるさ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 68人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：K-dream | 作成日時：2022年5月2日 22時
