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十五話 ページ17
「僕、四票！！！？」
「なんでデクに
誰が………！」
「まー
おめぇに入れるよかわかるけどな！」
緑谷の四票のうち一票は私
だって委員長だったら緑谷の動きを予測しやすくなる
早くしないと上に怒られるからなー
それに今まで築き上げてきた信頼をなくすわけにはいかない
――昼
雄英生が飯を食いに行っている間に私は一人で呪霊を祓っているのだが
祓うまでもない呪霊しかいないのは気のせいか？
コレのどこで術師の手に負えなくなったのか理解ができない
そんなことを思いながら呪霊を祓っていた時、
サイレンが鳴り響いた
「うるさっ
何これ？何があったの？」
そして近くにあった窓を見る
そこには門の前で群がっているマスコミ
「え？」
思わず声が漏れた
マジか
学校に侵入してまでオールマイトの授業について聞きたかったのかよ
どんだけオールマイトのこと好きなんだよ
引くわー
フツーに引く
あれ？
待てよ
私、朝、なんて言ったっけ
そんなにオールマイトの授業が気になるなら中まで入ってきなよ
って言ったような………
いや、そもそも私の言葉をふんふんって聞いて素直に従うのが駄目なんだ
そうそう
だから私は悪くないね！
うん
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作者名：K-dream | 作成日時：2022年5月2日 22時
