「…恋の始め方」 (ページ35)

今日:35 hit、昨日:74 hit、合計:207,795 hit

☆ ページ35

高「なんか、Aちゃんちなのに樹の匂いの方が強いね」
　「樹の体臭強いんじゃない？」
高「わ、もう樹おっさんか〜」
樹「高地も似たようなもんだろー」

高地くんホワホワしてるように見えて鋭い？

高「Aちゃんなんか手伝おうか？」
　「じゃあ大根面取りして〜」
高「任せて！」

樹はタバコを吸いにベランダへ
高地くんとキッチンへ並ぶ

高「昨日、樹泊まった？」
　「え、なんで」
高「否定はしないんだね笑ソファにあった毛布からすげぇ樹の匂いしたからさ」

この人も違った意味でワンコなの？

高「二人が付き合ったら俺はうれしいけどね」
　「いや、そんなんじゃなくて」
高「えっ？！じゃあそういう関係だけってこと？！」
　「そうでもなくて…なんていうか」

樹「ただ俺が家飲みに押しかけた。ね、Aちゃん」

ベランダから戻ってきた樹

　「あー。うん、そうそう！昨日の夜いきなりきてさ〜笑」

ごめん樹。この嘘に乗っかる以外はない。

樹「俺疲れてて寝ちまったんだよ」
高「そうだったんだ笑俺もしかして早とちった？」
樹「うん、だいぶな。」
高「ごめんAちゃん。そんな女の子に見えてなかったからさ笑」

いや、どんな女の子よ

　「最初嘘ついてごめんね」
高「誰でも知られたくないことはあるしね。逆に気づいてごめん笑面取り終わったよ！じゃああと頼んだ！」

そういうと樹がどこから見つけてきたのかテレビにゲームを繋げていた
高地くんも並び遊び始める

息子を持つ母親はこんな気持ちなのだろうか