「…恋の始め方」 (ページ4)

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☆ ページ4

「おつかれ…って。え？」

椿の連れですと受付で言うと案内された部屋は

椿「あっ、やっと来た〜。こっちこっち〜」

もうだいぶ出来上がった椿と見知らぬ男の子3人…

　あぁ、やられた

この無駄に顔の広いやつの今夜空けておいてねは警戒しなければならなかった…

？「Aちゃん？かな？こっち座って〜」
？「ねぇ、めちゃめちゃ美人さんじゃん！！椿ちゃんこの子とどう言う関係？！」

とりあえず座れと言われた場所へ座ると潰れた椿の代わりにと言わんばかりに私へ質問攻めがくる

？「Aちゃん、何飲むー？？」
　「あ、とりあえずウーロン茶で。」
？「え？飲まないの？」
　「椿こんなんなんで、送り係します。」
？「いいよ、こいつはタクシー乗せるから！飲んじゃいなよ〜。残業だったんでしょ？」
　「まぁ、はぁ…」

高「ジェシーやめなよ。Aちゃん困ってるよ笑
ごめんね？俺、高地優吾！俺らみんな椿とは大学の同級でさ！」

ジ「あ、ごめんごめん。HAHAHAAちゃん！！俺ジェシー！よろしく！」

樹「俺を置いてくなよ！俺、田中樹〜。仲良くしてね〜Aちゃん、」

続々と自己紹介をされ、次へ次へとお皿には焼かれたお肉が乗り、ウーロン茶をお願いしたのに私の手元には日頃飲まないビール

なぜだ。。何でこうなってる。。

ジ「じゃあ次はAちゃん！自己紹介して！」
　「え、皆さん名前知ってますよね…？」
樹「うん、名前はね笑椿とはどう言う関係？？」
　「ただの同僚です。」
高「硬いね〜笑Aちゃん！もっと俺らにラフできてよ〜」

残業終わりの酔っぱらい辛い…

　「ちょっとタバコ行ってきます…」

そそくさと逃げるように喫煙所へ
こんな時ばかりは席で吸えなくなった時代に感謝する