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川西side

Aちゃんのこと好きって認めてから2ヶ月半。

美鈴とは別れたけど、それからの俺は特に何も行動せず。

あー、俺全然強くなれてない。

そんなどんよりした気持ちでも仕事に向かう。

川西｢おはよーございます｣

水田｢おはよ｣

川西｢なんや、水田くんしかおらんの｣

水田｢俺だけでごめんやん。

なあ、くますごいで

なんかあったん？｣

川西｢そら何かはあるよ、いつだって。｣

水田｢別に聞いてあげてもいいけど｣

川西｢美鈴と別れた

Aちゃんが、好き｣

水田｢え、いつ？

聞いてないけど｣

川西｢今言ってるやん。

半月前くらい｣

水田｢賢志郎気づくん遅いって。

Aちゃん、彼氏おるで｣

川西｢は？｣

水田｢いや、昴生が言ってただけやから知らんけど

亜生と付き合ってるって｣

川西｢それってもしかして、2ヶ月くらい前？｣

水田｢確かそうやで

どうしたん？｣

川西｢飯誘ったら、断ったことないのに断られた

むっちゃ顔曇ってたから、おかしいなって｣

水田｢いや、賢志郎も美鈴ちゃんおるねんから飯誘うなって｣

川西｢そうやけど｣