呪霊の心情 ページ5
私は呪霊
結構長生きしている
と言っても、特に何もしていなく、一日をぼーっとして終わることもたくさんある
何から生まれたかだとか、いつから居るのかだとか、詳しいことはわからないけれどそれを知らなくて困ることはないからずっと放っておいた
といより、現在進行形でほうっておいてる
そんなある日、山に人間が来た
人間といっても呪術師
私を祓いに来たのかしら
遠くから少し見てみると、男、前髪、と言う特徴が見られた
前に喋れる呪霊が言っていた気がする
夏油傑という前髪が特徴的な強い術師がいると
強い術師……
自分が死ぬビジョンは見えなかったが、特に死にたいする恐怖はなかった
まあ、死ぬとなったら潔く死にましょう
そう思っていたけれども、案外思う通りにはならないもの
私は自分が思っていたよりも強いらしい
でも結構ボロボロにしちゃって可哀想だったからお肉をあげた
私優しい
その後も彼と話した
色々と
一番驚いたのは友達のすーちゃんが呪いの王だったことね
そして、なんやかんや色々あって呪術高専に行くことになった
呪霊の私が自ら呪いを祓い拠点と言ってもいいところに足を運ぶなんて……
まあ、あのままだと退屈で死んでいたでしょうし、そこまで後悔はないけれど
そして、呪術高専前
『周り森しかないじゃない。東京は逆にビルしかないって聞いたのに』
「東京も郊外はこんなもんだよ。さて、行こうか」
そう言って足を踏み出した瞬間、ビーーーっと警告音が鳴った
セキュリティバッチリね
男の方に顔を向けると「あ、しまった」とでも言いそうな表情で突っ立っていた
……えぇ……
虚無っていると突然地面が割れた
なんとか間一髪横に避けたがあそこにいたら危なかった気がする
「おいおい、呪霊が昼夜堂々と高専突撃なんていい度胸だなあ？おれがぶっ殺して……傑？」
私の方を向いてガン飛ばしていた白髪ヤンキーが、前髪君の顔を見るなり私には目もくれずそちらに走っていってしまった
……帰っていいかしら
ーーーーー
評価ありがとうございます！！
作ってまだ数日なのにこんなたくさん……！
読んでくださってる皆様、本当に感謝してます！
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三斗(プロフ) - 萌花さん» ありがとうございます！！ (3月1日 0時) (
レス) id: a73883e090 (このIDを非表示/違反報告)
萌花(プロフ) - もうなんかツッコミどころ満載で面白いです！！ (2月29日 23時) (レス) @page13 id: 216ec87551 (このIDを非表示/違反報告)
三斗(プロフ) - やぁでぅんさん» ありがとうございます！ (2月16日 20時) (レス) id: 26a9ba1825 (このIDを非表示/違反報告)
やぁでぅん - めっちゃ好みです！！ストーリーがガチで好みですぐ最新話まで見てしまいました！これからも更新頑張って下さい！✊ (1月29日 22時) (レス) @page10 id: 92500eea4b (このIDを非表示/違反報告)
三斗(プロフ) - さくにょさん» うわああああ！！？すいません！そしてわざわざ有難うございます……！最近スノさんとかでも多かったから気をつけてたんですけど緩んでました……。ほんっとうにありがとうございます！ (1月28日 23時) (レス) @page7 id: f9db94a2a7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：三斗 | 作成日時：2024年1月26日 20時
