検索窓
今日:22 hit、昨日:6 hit、合計:158,680 hit

47話 ページ47

ーーーーー
夏目とハル
ーーーーー

ハルはいつもの様に将来の旦那であるツナさんの家に向いました。

「ツーナーさーん!!」

「ハル!?あ、え、これは違くて!!!」


ツ、ツツツツツツ



ツナさんが見知らぬ人を押し倒してる…!?!?!?


「は、はわわわわわわわわわ」
「こ、これは事故!!そう、事故なんだよ!!!!」
「無理やりする人はみんなそう言います!!どーせ「事故だから、仕方ないよね…」「や、やめっ…!」「あれ?事故なのにこんなになってる…。ふふ、実は嬉しいんでしょ」「ちがっ、あっ!」みたいな会話をしてその人をまんまと手に入れる寸法ですね!?!?」
「ハル!?何いってんの!?」
「うあああああああああ!!!!!私は腐女子なんかじゃありませえええええええええん!!!!!!!」
「え、ふじょ、なに!?」


「なあ、ツナ。そろそろ…」
「あ、ごめんね夏目君。まさかお菓子の袋で滑るなんて……。それにしてもハル、叫びながら出て言ったけど大丈夫かな…」



そう。私は腐女子なんかじゃありません。



忘れもしないあの時、そう、3年前のことだ。

『ハルー、親戚のお姉ちゃんから参考書もらったわよ』
『わーい!これでまた分からないところも出来るようになります!』

ゴソゴソ

『お姉ちゃんすごいなぁ、ぜーんぶ難しい本ばっかです…。あれ?これ、漫画??』

そう、禁断の書をハルは開いてしまったのです。

パラパラパラ…

そこには、男性同士でキスをするページが。

『いやああああああ!男同志でそんなあ!!!汚いですううう!!大人はみんな汚いですううううううう!!!!!!!』


持っていた漫画を思わず投げ捨てる。
パタリ、と床に落ちたソレ。




『……………チラッ』



そう、あれは正しく禁断の書…!

ハルは低俗な腐女子なんかじゃありません。決して、断固腐女子ではありません。


ハッ!


まさかさっきので不意に萌えてしまったのをツナさんにばれてしまったんじゃ…!

ならん。それはならん。そんなことしてはツナさんの妻としての威厳が…!!!






「あああああああああああああ!!!!!青春の馬鹿やろおおおおおおおおおおお!!!!!」




ーーーーーー

ハルちゃんを腐女子にしてしまってごめんなさい!!!!
わかる人はわかると思いますが、そうです。あの作品のパロディです。


※残念ながらハルちゃんはこのまま残念な子を続けてもらいます。ごめんなさい。

48話→←46話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (90 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
133人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

レイン(プロフ) - お久しぶりですね!更新再開したんですね!次も楽しみにしてます! (2016年11月12日 10時) (レス) id: 3196a4c901 (このIDを非表示/違反報告)
.nema - 更新再開楽しみにしてます!!!頑張ってください! (2016年10月6日 20時) (レス) id: e0296d3664 (このIDを非表示/違反報告)
レイン(プロフ) - おぉ?!絵が入っていて分かりやすいし、上手で綺麗ですね!夏目の目が六になってるのも見てみたいですね!これからの夏目とリボーンのいろんなキャラとの絡み楽しみです!更新毎日楽しみ待ってます! (2016年7月15日 23時) (レス) id: 3196a4c901 (このIDを非表示/違反報告)
氷ノ江(プロフ) - マコトさん» はい、骸の意図したことではないので、そういう事になりますね。また何かわからないことがありましたらご連絡ください!答えられる限り答えますので!あ、イラスト褒めてもらえて嬉しいです、ありがとうございます。 (2016年7月15日 22時) (レス) id: 19db80fd17 (このIDを非表示/違反報告)
マコト - おお!なるほど!ありがとうございます!理解できました!骸が乗っ取ったために夏目が骸の幼少期の頃の記憶が見えてしまったということですね!ってことは記憶の件は骸の意図したことではないという事ですかね?((イラスト、漫画風でとてもカッコよかったです!! (2016年7月15日 19時) (レス) id: f1a7d746af (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:氷ノ江 | 作成日時:2015年12月20日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。