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45話 ページ45

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夏目がツナ呼びになった時
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「えっと、オレは沢田綱吉。みんなからはツナって呼ばれてる。君は?」

「夏目、貴志です。ゴメンな、ご厄介になっちゃって」

「いいよいいよ!!うちにはリボーンとか、骸の時にいた女の人わかるかな?アイツ、ビアンキっていうんだけどさ、あと2人、チビもいるし。むしろまともな人が来てくれて嬉しいっていうか…!」

まともな人、か。妖が見えてしまう俺は果たしてまともと言えるのだろうか。ましてや妖の真名を縛り、扱い次第では殺してしまうことも可能な禁術なんてものを扱っている。

「リボーンはオレが問題間違えるとすぐ爆弾投げつけるし、ビアンキなんてポイズンクッキング…あ、毒の料理ね。なんか食べさせようとしてくるし!!
ランボは手榴弾とかバズーカとかすぐ撃っちゃうし、イーピンはいい子なんだけど、一歩間違えると大惨事だし……!」

「え、そんなにすごいのか…?」

「すごいなんてもんじゃないよ夏目君!!!って、あ、ごめん」

「いや、いいよ、沢田」

「沢田、かぁ。よければツナって呼んでよ。みんなそう呼んでるし、短い間とはいえ、家族だしさ」

「………ツナ?ふふ、なんだか照れくさいな。人をあだ名で呼ぶとか初めてだ」

ボン!!!

突然顔が真っ赤に染まるツナ。

「だ、大丈夫か!?」
「だだだだ大丈夫!!!!ちょっと飲み物もってくるね!!!」

バタン!!!
勢いよく扉を閉めて階段を駆け下りる。


ーー


(可愛いって思ったとか、ありえないよ!だって、夏目君は男だぞ!?)



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夏目が沢田家に初めてやってきた時
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奈々side

「ママン、コイツしばらく泊めてやってくれねーか」
「ん?誰かしら……あら!あらあらあら…!」

やってきたのは少しボロボロだったけど間違いなくディーノ君から写真で見せてもらった夏目貴志君だった。


『なぁ、ママン。オレの所に今日本人がいるんだけどな?多分ツナと同じくらいじゃねーかな。学校、通わせてやりたいんだ。ママンの所に住まわせちゃくれねーか?』
『大歓迎よ!』

「ふふ!よろしくね」
「ご迷惑をおかけします…。すみません」
「遠慮なんていらないのよ?もう貴方は家族なんだから!」

さぁ、お風呂に入ってらっしゃい!と背中を押し、お風呂に向かわせた。

とりあえずお洋服はツナのでいいかしら?今度一緒にお買い物に行かなくちゃね!

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レイン(プロフ) - お久しぶりですね!更新再開したんですね!次も楽しみにしてます! (2016年11月12日 10時) (レス) id: 3196a4c901 (このIDを非表示/違反報告)
.nema - 更新再開楽しみにしてます!!!頑張ってください! (2016年10月6日 20時) (レス) id: e0296d3664 (このIDを非表示/違反報告)
レイン(プロフ) - おぉ?!絵が入っていて分かりやすいし、上手で綺麗ですね!夏目の目が六になってるのも見てみたいですね!これからの夏目とリボーンのいろんなキャラとの絡み楽しみです!更新毎日楽しみ待ってます! (2016年7月15日 23時) (レス) id: 3196a4c901 (このIDを非表示/違反報告)
氷ノ江(プロフ) - マコトさん» はい、骸の意図したことではないので、そういう事になりますね。また何かわからないことがありましたらご連絡ください!答えられる限り答えますので!あ、イラスト褒めてもらえて嬉しいです、ありがとうございます。 (2016年7月15日 22時) (レス) id: 19db80fd17 (このIDを非表示/違反報告)
マコト - おお!なるほど!ありがとうございます!理解できました!骸が乗っ取ったために夏目が骸の幼少期の頃の記憶が見えてしまったということですね!ってことは記憶の件は骸の意図したことではないという事ですかね?((イラスト、漫画風でとてもカッコよかったです!! (2016年7月15日 19時) (レス) id: f1a7d746af (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:氷ノ江 | 作成日時:2015年12月20日 1時

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